幻魔斬り 四十郎化け物始末3 (角川文庫)

  • 角川書店 (2011年4月23日発売)
3.62
  • (7)
  • (8)
  • (18)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 94
感想 : 8
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784043931125

作品紹介・あらすじ

礼金のよい化け物退治をこなしても、いっこうに借金の減らない四十郎。その四十郎にまた新たな化け物退治の依頼が舞い込んだ。医院の入院患者が、一夜にして骸骨になったというのだ。四十郎の運命やいかに!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今までの話は、化け物同心四十郎誕生の序章だったのですね。続きを是非。等身大の四十郎の苦労話、どこかほっとします

  • まだまだ時間たっぷりあると思わずに、1日1日を大事にしていけば、遠山の金さんみたいな方との出会いもあって、浪人だった主人公さんも同心になれました、江戸の街の人々にも慕われるようになりました…って感じで終わりました。

    なんだかんだで出逢いって大事なんだな。
    自分を人間的にも引き上げてくれる尊敬できるしっかりした友人ができるように、自分も頑張らなくては。

  • 第三弾
    四章にわたるけったいなお話の一本もの
    歳とった金四郎も登場の、化け物に名を借りたあやしの話の解決

  • あの娘中心にストーリーがまわるのが物足りなかった。今までの化け物退治とはちょっと違う。

  • 面白かった。これで一旦シリーズが終わるんですな。
    あとがきで、作者が「売れないとシリーズが書けないんです」みたいな本音を書いてはるのがとても微笑ましかった。

  • 今回も活躍!

    ホントよく動いて働く四十郎。
    当分会えないのかなぁ・・・・。

  • ちょっと説得力に欠けるオチと、一区切りということでまとめにかかってしまったのが私的には残念。イイノヨ、借金と烏は増えたままでもヨカッタノヨ

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

風野真知雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×