鴨川ホルモー (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043939015

感想・レビュー・書評

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  • <あらすじ>
    このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!

  • 鴨川ホルモー (角川文庫)

  • 2009-02-00

  • 青春小説。いい感じ。

  • 万城目デビュー、京大青春もの、やや森見にとどかず、解説の金原瑞人に驚愕

  • 万城目学さんのデビュー作を今頃読了。
    京大青龍会の上回生がもっともらしく語る「ホルモー」などという摩訶不思議な競技ってなんなの?と、一回生の皆さんと同様に『ホルモー』の正体が、気になって気になって、斬新で荒唐無稽な歴史ロマンを漂わせる、ばかばかしくて面白い世界に引き込まれてしまい、大いに楽しめました。

    ちょんまげをトレードマークにしてしまう帰国子女の高村が超個性的で面白いし、無愛想な「凡ちゃん」こと楠木ふみの可愛らしい女心にもきゅんとし、爽やかな青春の余韻に包まれました。

    襤褸をまとったオニの姿とホルモーを観てみたくて、山田孝之さんと栗山千明さん共演の映画を続けて観ちゃいました(*^▽^*)

    鬼語の操り方やレナウン娘の踊りの奉納、濱田岳さん演じる高村のちょんまげ姿も観られておもしろかった。

  • よくこんなわけのわからない設定を思いつけるなぁと感心した
    それでいて物語は青春している
    叫ぶのがインパクトあってたぶんずっと忘れられない

  • とても面白い本に出会った。
    舞台は京都。
    古都京都は、文化の中心でもあり、昔からとても多くの大学を擁する学生の街でもある。
    人生の一時期を京都で過ごす学生たちは、京都人になるれわけではないが、京都の伝統である学生さんの世界に取り込まれ、京都の構成員として、千年の妖の京都の一員となる。

    鴨川ホルモー、それは京都の学生に伝わる謎の行事。詳細が公の目に晒されることはなく、それに参加した学生たちだけの間だけで共有され、伝えられていく。
    本書は、その鴨川ホルモーに参加した学生たちの記録。古都京都で繰り広げられる、学生たちの闘いの記録。青くて、夢中で、挫折して、勘違いして迸る学生時代の記録。

    京都で学生時代を過ごした方なら、がっつりハマってしまうと思います。

  • 2018/08/08-08/11



  • 戦に敗れたその瞬間。
    自らの意識とは別に、口から叫ばされる言葉。
    力の限り咆哮する「ホルモーーーーッッ!!」
    陰陽五行の式神による災いか。
    記紀や歴史書に載らぬ、その土地土地の語り部の口伝によってのみ言い伝えられる文化、儀式。もしや、あるのかもと思わせるそれ。
    また、呪術的な謎の言葉。
    万城目学節が全開な一冊でした。

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著者プロフィール

1976年大阪府生まれ。京都大卒。2006年ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』が直木賞候補になる。他の著書に『ホルモー六景』『偉大なる、しゅららぼん』など。

「2016年 『バベル九朔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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