ホルモー六景 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043939022

感想・レビュー・書評

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  • 約1年前に本体を読み、その後映画も見たのだけど、このスピンオフ作品は積読のままでした。

    フォロワーさんのツイートを拝見して読みたくなり、今日、読了

    本体の物語を基礎にしてるけど、各短編とも人も時代も広がりがあって、恋もあって、すごく面白かった

    もっと早く読めば良かった

  • 「物理や数学の世界では、誰も証明したことがない、そもそも実在するかどうかも定かでないことについて、研究している人がたくさんいる。周りの人が、そんなこと不可能だ、はなから存在しないのだからやっても無駄だ、と口を揃えていってもね。そういう人たちがしようとしていることって、ひょっとしたら閻魔大王に会うのと同じことなのかもしれない。だって、他の人は誰もその存在を信じていないんだから。でも、なかには必ず、本当に見つけてしまう人がいる。あるはずのないところから、新しいものを見つけてしまう人が。たぶん、そういう人って、閻魔大王を頭ごなしに否定したりはしないと思う。きっと、そういう目に見えないものを、大切に考えているような気がする」
    このセリフが何となく理解できた。理系人間は、信じられないことを間違っていると証明しようとした結果、それが正しいとわかった瞬間に、盲目的に信じてるしまうような気がする。

    あと、第六景 長持の恋は良かった。人が付き合うまでの過程を見るのは面白いね。

  • 鴨川ホルモーを読んだなら、ホルモー六景を読むことをおすすめします!

  • 鴨川ホルモーが面白かったのでこちらも読んでみた。期待していたのと違って、内容が頭に入らずなんとか読了…。

  • 全6景、テーマは『恋』

    最後の『長持の恋』は、最高の恋物語でした。

  • 本編を読まないとこちらのストーリーは理解できないと思うが、ある意味こっちの方が面白かった。本編とは違ってほろりとさせられる内容が良かった。

  • 鴨川ホルモーのスピンオフ(?)的な短編集。
    各キャラクター視点の物語で、本編読んでないと楽しめないかな?

    サクッと読めてよい一冊。

  • 地名が実名で登場し現実味があるのに、オニや首塚まで出てくるので、個人的には怖い話と思っている。まだまだ謎だらけでそこかしこで物語が始まりそう、続きが読んでみたい。特に黄龍の話の顛末とか…。凡ちゃんは強いし可愛らしいしやはり最強。

  • たまらなかったです。
    内容は「鴨川ホルモー」の後日談みたいなもので、幾つか話がありましたけど、どれも楽しく読ませていただきました。

  • 鴨川ホルモーのスピンオフ。
    あぁ、こういうことかと楽しめるので、本編から読むべきかなぁと思う。
    まぁ、楽しい。

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著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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