検疫官 ウイルスを水際で食い止める女医の物語 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043943234

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  • 世界に勃発するHotな伝染症に目を向け、日本への伝染病流入を防ぐべく奮闘する女医の姿を描いたドキュメンタリー。

    もともと耳鼻科の医者だった主人公は高齢になってから熱帯病医学に目覚め、成田の検疫官を経てウガンダやインド、タイ、パラグアイなどで現場治療にあたる。 特に当時最もHotだといわれていたエボラ出血熱を日本人で始めて間近で見、後の診察判断および感染予防法の確立に役立たことは大きな功績である。 致死性のウイルスに感染することはなかったが、自身も熱帯性マラリアに感染し命の危険にさらされつつも使命を全うした意志の強さは感服する次第である。 最近世の中では私利にとらわれず使命感に駆り立てられて責務を全うするという気概が薄らいできているように思う。(自分も含めて) そんな中で主人公の岩崎女史の積極的な活動は学ぶべきものが沢山ある。

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