不思議の扉 時をかける恋 (角川文庫)

著者 :
制作 : 大森 望 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.33
  • (25)
  • (41)
  • (86)
  • (22)
  • (5)
本棚登録 : 719
レビュー : 77
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043943395

作品紹介・あらすじ

本読みのプロが選んだベストはこれ。古今東西の短編小説から不思議な味わいの傑作を集めたアンソロジーシリーズ、第1弾のテーマは「時をかける恋」。タイムカプセルに入った恋人のもとに通い続ける恋、時間と場所をこえて何度もめぐりあう男女の恋、ひとたび眠るといつ目覚めるかわからない彼女との一瞬の再会を待つ恋-。

感想・レビュー・書評

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  • 0046.ジャック・フィニィ
      『机の中のラブレター』①2017/1/10
    0047.ジャック・フィニィ
      『机の中のラブレター』②2017/1/10読了

    「不思議の扉 時をかける恋 」より

    収録作品
    ①美亜へ贈る真珠
     梶尾真治
    ②エアハート嬢の到着
     恩田陸
    ③Calling You
     乙一
    ④眠り姫
     貴子潤一郎
    ⑤浦島さん
     太宰治
    ⑥机の中のラブレター
     ジャック・フィニイ
     大森望 訳

  • 不思議の扉、アンソロジー集4作を全て読みましたが、やはりこの巻は抜群に面白い。
    解説にも書いてある通りタイムトラベルとラブストーリーは相性が良い!

    ずっと苦手意識を持って何回も挫折した太宰治の作品が以外にも面白く感じれた。
    新たな発見が生まれるから、アンソロジーやはりオススメです!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「アンソロジーやはりオススメです! 」
      実はタイムトラベル好きで、ジャック・フィニイの「机の中のラブレター」で買いました!
      「アンソロジーやはりオススメです! 」
      実はタイムトラベル好きで、ジャック・フィニイの「机の中のラブレター」で買いました!
      2014/03/14
  • この内容で540円は安い。買って損はしない

    梶尾真治「美亜ヘ贈る真珠」は再読になる。
    航時機って聞くとキテレツを思い出す。パイロット(?)の男は泣く位ならなんで乗ったんだよ!って思う話。そんなに乗りたかったのか?お前以外にも乗りたい人はいくらでもいただろうに、と思うけど、そういう突っ込みをおいておいてもよくできた話

    恩田陸「エアハート嬢の到着」これも再読。
    恩田陸の本気の話のひとつだと思う。恩田陸の書く頭のいい美少女が読めます。

    乙一「Calling You」
    乙一をなんとなく倦厭していたので初めて読む乙一。年齢上のお姉さんの正体には納得がいかないが、それでも面白いじゃないか乙一。

    貴子潤一郎「眠り姫」
    あんまり好きじゃない、綺麗すぎるからねー。だけど、最後のおじいちゃんが急いで寄り添う姿はほほえましいものがある。

    太宰治「浦島さん」
    うわー、太宰治ってこんな話も書くのかー、って言う話。この話を読むためだけにこの本を買っていいぐらい。
    浦島さんと亀さんが漫才よろしく相手をけなし合う感じで話が進む。浦島さんと亀さんも姫様もいい性格してます。聖諦ってなんぞ?
    玉手箱の解釈は、なるほどー、って感じがする。本気で言ってるのか、ギャグなのかは分からないけど、一理はあるかもという感じ。

    ジャック・フィニイ「机の中のラブレター」
    まともな話。なんてロマンチックな奴らだ!

    最近、あんまり本屋さんで並んでるのを見ないのが残念!

  • 一気にいろんな作者の作品に触れられるので、好きな括りを見つければすごくお得感があると思います。
    私はこの本で太宰治の新しい一面を見れました。

  • うっとりするくらい好きなタイムトラベルロマンスもの。なのに何故これまで読んでなかったかというと…。

    名作の誉れ高く、このアンソロジーでも巻頭を飾っている「美亜に贈る真珠」、この作品の良さがもうひとつわからない。作中の誰にもうまく感情移入できず、時を隔てた恋の醍醐味(?)である胸を締め付けるような切なさが感じられなくて。ベスト短篇に選ばれるくらいに人気が高いのに、何故だろう。

    やっぱりこのジャンルでのピカイチはフィニィの「愛の手紙」でしょう(ここでは「机の中のラブレター」というタイトルで大森氏訳のものが収録されている。福島正実訳「愛の手紙」の方が最後の言葉も決まっているように思うのはすり込みだろうか?)。読み返すたびに初めて読んだときの感動が甦る。最高です。

    意外だったのは乙一「Calling You」。もっとアクのあるお話かと思ったら、なんともみずみずしいラブストーリーで、とても良かった。こういうの好きだなあ。中学生みたいでちょっと恥ずかしいけど。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/534174

  • 時をかける恋、をテーマにした短編集。乙一からまさかの太宰治まで、時代や設定が違う話が入っている。
    未亜へ送る真珠(梶尾真治)は、設定は面白いが、恋人同士がいったいなにがしたいのかわからない。主人公がかわいそうである。エアハート嬢の到着(恩田陸)は、ライオンハートという作品のスピンオフ。本編が読みたくなる。Calling You(乙一)は、なんとなくオチが読めたが、もう少しうまくやれなかったのか、という気がする。未来は変えられないということかもしれないが。眠り姫(貴子潤一郎)は、ちょっと切ないが、いくら病気でもそんなんあるのか?という気持ちになった。浦島さん(太宰治)は、実は初太宰。なかなか軽妙で、でも若干面倒な人柄がよく出ている。机の中のラブレター(ジャック・フィニィ)は、素敵なメッセージ。最後のメッセージが、ちょっと切なくて素敵である。

  • ジャック・フィニイの作品が読みたくて購入。

  • 小説

  • 同じアンソロジーのシリーズで「時間がいっぱい」と「ありえない恋」は読了 
    太宰の「浦島さん」以外は、時のすれちがい?をメインにおいたお話かな? 
    やはり、ジャック・フィニイの机の中のラブレター(愛の手紙)が秀逸 
    ★3つ(2.5)

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著者プロフィール

1961年、高知県生まれ。翻訳家。書評家。責任編集を務めた『NOVA』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞を受賞。訳書にウィリス『航路』他。著書に『新編 SF翻訳講座』『現代SF観光局』他。

「2021年 『NOVA 2021年夏号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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