不思議の扉 時間がいっぱい (角川文庫 あ 101-2)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年3月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043943401
感想・レビュー・書評
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こわいけどどれも面白い
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2016年2月13日読了。大森望編集による、過去/未来への移動・繰り返し・遡行・逆転などの、「時間」をテーマにしたSFアンソロジー。「同じ時間を繰り返す」リピートものはコンピュータゲームなどに馴染んだ比較的最近の世代の作品かと思っていたが、筒井康隆にこんな短編があったとは知らなかった、ただ「自分だけ同じ時間を繰り返す」のではなく、「全ての人が繰り返したことを記憶する」こと、その理由が明示されないのが時代か・・・。フィッツジェラルドの「ベンジャミン・バトン」もこのラインナップにあって異色とも思ったが、最後にいい余韻を残してくれてこのアンソロジーの品質を高めてくれている感もある。面白かった。
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タイムトラベル短編集*
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おもひで女が怖かった。
ぞわぞわした。
それ以外は微妙。 -
国内外の作品の中からテーマごとに集められた作品集第2弾。
テーマは時間。笑える話からホラーまで、『時間』という同じテーマなのにここまで色々な話があるんだなぁ〜と感心してしまいました。SFをあまり読まない人にもおすすめです。 -
いろんな味が楽しめる珠玉の短編集。
星新一は懐かしく、フィッツジェラルドはグッと胸にきた。
大槻ケンヂと谷川流は新境地を開拓した。
大森望の解説でさらに新しいリンクをたどれそう。