Kadokawa Art Selection 黒澤 明 絵画に見るクロサワの心 (角川文庫 ん 30-5 Kadokawa Art Selection)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043943456

作品紹介・あらすじ

映画の巨匠・黒澤明監督は1980年公開の『影武者』以降、画コンテ制作を映画を作る上での重要な過程に位置づけ、生涯で約2000点を遺した。スタッフは緻密に描き上げられた画コンテから監督の意図を読み取り、忠実に再現するために、それぞれの持ち場で用意周到に準備をしたという。丁寧に真摯に映画と向き合った黒澤監督。彼の作品への純粋な思いがあふれる画コンテ集。

感想・レビュー・書評

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  • (欲しい!)/文庫

  • 黒澤明監督が映画のために描いた絵コンテ集。初めて観たのは映画「影武者」公開当時に刊行された「影武者」の絵コンテ集だったが、迫力ある筆遣いや生き生きとした表情、動き、華やかな色彩に驚いた。この本は文庫サイズなのが残念だが、他の映画の絵コンテも見られ、楽しめた。

  • 映画と絵コンテを見比べてみると

    とても面白い本かも知れません。

    原画で描かれたニュアンスが、実写では

    どのように置き換えられているか?

    1枚1枚の絵コンテに、つよいメッセージと

    ニュアンスが込められています。

    複数の人とイメージ共有できますし、

    監督も自分の中のイメージをまとめるのに

    画を描いたのだろうと思います。

    よくまとまった論文をみるような

    砂に埋まった砂金が現れたような

    そんな画が沢山収まっています

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著者プロフィール

(くろさわ あきら 1910−1998年)
日本を代表する映画監督。1943年『姿三四郎』で監督デビュー。生涯30本におよぶ名作を監督した。『七人の侍』(1954年ヴェネツィア国際映画祭銀獅子賞)など海外の映画祭での受賞が多く、映画監督として初めて文化勲章、国民栄誉賞を受賞し、1990年には米アカデミー名誉賞が贈られた。

「2012年 『黒澤明脚本集『七人の侍』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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