夢の中ならキミはやさしい。 (角川文庫)

著者 : D〔di:〕
制作 : D〔di:〕 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043943500

夢の中ならキミはやさしい。 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「そう、夢の中ならキミはやさしくいてくれる。
     でも本当はなんだか意地悪で、ときどき悲しくなってしまう。
     この世はたいてい思うようには、いかない。」

    あとがきでD〔di:〕さんはそうおっしゃってます。

    動物と人。

    わかっているようで、
    本当は全然ちがうんぢゃないか。
    私が可愛いと思ってる動物たちには、
    全然ちがう意思が働いてるんぢゃないか。

    ことば、せいかつ、しゅるい、
    そんなものが違うだけで
    噛み合わないことがたくさん。

    だから、
    想像だけでいいんだ。
    想像だけなら、
    世界はどこまでも素晴らしくなっていくから。

    だけどね。

    その、だけどねを詰め込んでくれた一冊。

    とにかく挿絵が可愛すぎる!
    おとなの絵本です、これは。

  • タイトルに引かれて購入。


    本屋さんで読み止まらなくて、
    一気に読んでしまいました…笑

    動物の純粋で人間らしい感情がすっきり書かれていて、本当に夢みたいな、楽しかったり哀しかったり、ちょっとだけのお話。

    切ない話にも何故かほっこりできます。

    でも読んだのが本屋さんでなかったらちょっと泣いたかも

    個人的には、はつかねずみとハチドリの恋が可愛くて好きでした。

  • 絵もお話もすばらしかった。
    何回も読み返したい。

    とても心の底に触れる言葉が多かったです。

    『はつかねずみとハチドリの恋』
    『シロクマはなぜ泳ぐのか』
    が心に刺さって痛かった。

  • 挿絵があって横書きで絵本な雰囲気に惹かれて読み始めました。
    いろんな動物のお話が14あってかわいいだけでなくて寂しくなったりドキリとするお話もありました。

    はつかねずみとハチドリの恋
    田舎のプレーリードッグと、都会のプレーリードッグ
    この2つがお気に入り(*´꒳`*)

  • 絵がすっごく可愛い。

  • 様々な動物たちのお話。Dさんの作品はどれも愛らしいです。けれど、それだけじゃなく、そこには少しの皮肉や悲しみが含まれていて、一度見たら忘れられないような不思議な魅力があります。

  • 図書館で大学のレポートの参考文献をあさっていたとき、著者の名前が気になったので手に取った作品。
    表紙のエリザベスカラーをはめた猫を見て、もう一目惚れ。

    動物たちが登場する、素敵な絵とともに綴られた短編集。
    彼らは動物のはずなのに、どこか私たちと近い部分があり、なんだか人間を見ているよう。そして、ちょっと冷笑的。
    私が気に入ったのは「はつかねずみとハチドリの恋」「ねことねずみ」「こパンダのてつがく」。

    まず、「はつかねずみとハチドリの恋」。
    神様のほんのきまぐれによって出逢い、恋に落ちたはつかねずみとハチドリ。お互いちがう部分がいっぱいあるし、周りからもいろいろ言われる。
    でも、2人(本書では「2人」と書いてあるので)はそんなことは気にせず、お互いを尊重して幸せに過ごしていく。
    こんな理想的なカップルになりたいなあ…なんて。

    「ねことねずみ」。
    切ないです。大の親友を失ってまで生きていくのは、苦しみ以外に何かを生むだろうか?

    「こパンダのてつがく」。
    うーん…絶対まわりでこういうこと考えてる子いる!笑
    さいごの、「だから、あたしのものがたりが、いつはじまるかは、みていです。」がすき。全体的にかわいい。

    それと…考えさせられたのが、「もりのけんじゃ」。
    本とは全く関係ないのですが、私の話を少し。
    私は小さいころからよく言えばまじめ、悪く言えばカタい子でした。
    中学生のときなんて、ホントひどかったと思う。
    でも、高校でいい環境・友達に恵まれ、浪人で挫折を味わって…むかしよりは柔軟になったかなあ…なんて思っています。
    「もりのけんじゃ」のフクロウは、中学生のころから何も変わらなかった私を見ているみたいで、なんだか感じるものがありました。
    きっと、あのころのままだったら、何にも手を出さず、あるかどうかも怪しい常識を信じて、つまらない生活を送っていたのかも、なんて。

    さくっと読める本だけど、いろいろ楽しめて、すてきな本だと思いました。
    ただたんにのほほんとしてるのじゃないのも、いいよね。

  • すっごいかわいい顔した皮肉屋さん。

  • 一人称が動物である。散文みたいな。少し毒を含んだメルヘン。

  • 動物目線のシュールな短編。
    絵がとてもかわいく、気に入って購入。
    文章は少々読みづらい感じがした。

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