グレートジャーニー 人類5万キロの旅4 厳寒のツンドラ、モンゴル運命の少女との出会い (角川文庫 せ 8-4)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043943548

感想・レビュー・書評

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  • 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介

    アフリカで誕生した人類の旅を、意志である著者らのチームが逆ルートからたどる。

  • シベリア(トナカイ橇、犬橇、自転車)からモンゴル(自転車、駱駝)。

  • グレートジャーニーとは、アフリカを起源とする人類が、何万年もかけ南米最南端に辿り着いた旅の事。これを逆ルートで、人力だけで移動してみようというのが、このシリーズのテーマ。前巻のアラスカ、ベーリング海峡から、この巻はシベリアのツンドラから、モンゴルへ。ロシアの経済状況が悪かった90年代後半で、どこに行ってもカネ不足・物不足。今は状況は変わっているのでしょうけれど。

  • 【11/08/21】
    4冊目にして、著者の感動している様子等が伝わってこないことにようやく気付いた。同時に自分自身も淡々とこれまで読んできていたのだなと理解しました笑 体験や出来事を淡々と述べていることもあって感情移入できない作品であるとようやく分かりました。

    作中に出てくるシャーマンは大変興味深かった。シャーマンが患者に対して儀式を行うことで、患者の病気及び精神の負担が軽くなり良好になる。「病は気から」という言葉もあるとおり、精神面での治療をするためにシャーマンや宗教といったものがあるのなか、と思いました。

  • モンゴルで出会った遊牧民の少女。「あとがき」で報告されているその後に茫然。

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著者プロフィール

1947年東京都墨田区生まれ。一橋大学在学中に同大探検部を創設、71年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。82年横浜市立大学医学部卒業、医師となり南米に通いつづける。
93年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を経てアメリカ大陸に拡散した約5万300キロの行程を逆ルートでたどる〈グレートジャーニー〉をはじめる。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発、足かけ10年の旅は、2002年にタンザニア・ラエトリでゴールを迎えた。
2002年、武蔵野美術大学教授(教養文化研究室、文化人類学)に着任。翌年より〈新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々〉を開始。シベリア経由、稚内までの〈北方ルート〉、ヒマラヤからインドシナを経由、朝鮮半島から対馬までの〈南方ルート〉終え、09年からインドネシア・スラウェシ島から石垣島まで、足かけ三年の航海〈海のルート〉を11年に終了した。

「2013年 『海のグレートジャーニーと若者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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