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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784043943722
作品紹介・あらすじ
庭のサルスベリが恋したり、愛する妻が鳥になったり、腕だけに愛情を寄せたり。梨木香歩、椎名誠、川上弘美、シオドア・スタージョン、三崎亜記、小林泰三、万城目学、川端康成が、究極の愛に挑む!
みんなの感想まとめ
多様な愛の形を描いた作品集で、ありえない恋をテーマにした短編が集められています。特に万城目学の『長持ちの恋』や川端康成の『片腕』は、その独特の視点と表現力で読者の心を掴み、印象深い体験を提供します。作...
感想・レビュー・書評
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アンソロジーはつまみ食いみたいなものですからそこまで期待しないのですがこの作品集は粒ぞろいだと思います。特に万城目学さんの『長持ちの恋』が良かったので星4つです。万城目学作品は未読でしたがこれを読んで『ホルモー六景』を購入しました(今更で失礼いたします)。もちろん川上弘美さんの『海馬』も好きすぎるし、最後になりましたが川端大先生の『片腕』は別格です。ありえない恋というサブタイトルにぴったりの作品ばかり。大森望さん、万歳です。
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SFちっくな小品集。川端康成の「片腕」のブクログレビューに惹かれて手に取りました。変態的エロチシズムに包まれた話(人にあらすじを説明しようとしたらホンマに変態の話になってしまう)なのに上品な香りが漂う、やっぱり凄い人なんですね。どの作品も面白いけどSF色が濃いのは「海を見る人」と「長持の恋」かな。長編にしてもいけそう、もっとこの世界に浸っていたい。
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花房さんの文豪シリーズ『花びらめくり』の「片腕の恋人」から、原作の『片腕』(川端康成)を読んでみたくなり、収録されている本書を手に取りました。花房さんのが濃厚だったので、やっぱり原作を先に読んだ方が良かったなぁと思いながら、直接的でない表現に妄想を掻き立てられる、谷崎作品とはまたちょっと違ったフェティシズムで、「指フェチ」「腕フェチ」な私はゾワゾワしてしまいました。万城目さんの『長持の恋』は面白くてページを捲る手が止まらなかった。『ホルモー六景』『鴨川ホルモー』も読んでみよ。
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万城目学さんの短編が好き
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裏表紙のあらすじにもあるように、ありえない恋というか奇想天外なラブストーリー集
とは言っても、ラブストーリーというよりはSF色が強い作品も多く、このシリーズの他の本よりは、話によって好みが分かれるかも?という印象
個人的にはラブストーリーを期待していたので、やはりそう言った色が強めの話が印象に残った
10ページしかない超短編だけど、三崎亜記のスノードームが1番好きだった。クリスマスのささやかなラブストーリーでほっこりした。彼女にとってあのショーウィンドウの中はどのように見えていたのか?SF的にも気になるところ
あとは万城目学の長持の恋 この方の小説は初めて読んだが、人物描写が生き生きしてて好みな感じ 時代を超えた文通の中で惹かれていく様子の描写も引き込まれるような感じで、最後のシーンはちょっとうるっときた。
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「海を見る人」目当てで読んだ。しかしこれをSFと呼ぶのは微妙な気分がする。読後感は悪くなかった。超光という発想は初めて見たが、面白い。超光速版ニュートリノみたいなものを想像した。
他の作品はあまりおもしろいものがなかった。多少夢があるかなー程度。 -
古い小説が好きということを再確認。川端康成がだんとつによくて、次は初めて読んだ万城目学。川上弘美は「ああこういうの好きだったな」と振り返った。梨木香歩はたぶん続きを読むだろう。小林泰三は、SF的設定はよくわからなかったけれど、海に少女が拡大していく最後のシーンが心に残った。
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不思議な恋の話
万城目学氏の長持の恋が一番好きだが、椎名誠氏のいそしぎ、川端康成の片腕は意外だった。 -
このシリーズのアンソロジーでの楽しみは、大森さんの最後の解説だったりします。いつも的確ですとんと響く。奇想天外なラブストーリーたち、楽しかったです。
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シリーズで揃えたい
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不思議な話が好きな人におススメ。
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SFアンソロジー。
今回はちょっと不思議な恋の話。
8話入っています。
いや、本当に何とも不思議なお話。
この霧かかった様な感じ、嫌いじゃないです。
川端康成の片腕と言う話、かなりフェティシズムな内容なのですが
だからこそか何とも言えずエロい。
一話一話終わるたびに、もう少しこの人の作品を読みたい!と思ってしまう私は
まんまとアンソロジーの思惑にハマっていると思う! -
この(ありえない恋)は少し変わった恋が書かれています。
でも、「海を見る人」「長持ちの恋」は不思議の扉の(時をかける恋)におさめられてもいいような切ない恋です。
「海を見る恋」はいつ読んだのか覚えていないけど心の底にずっと残っていたようです。今回であえてよかった。
川端康成の「片腕」は有名どころしか知らなかった私にとって驚きの一編でした。
サルスベリ-梨木香歩
イソシギ-椎名誠
海馬-川上弘美
不思議のひと触れ-スタージョン
スノードーム-三崎亜記
海を見る人-小林泰三
長持ちの恋-万城目学
片腕-川端康成 -
万城目学さんの『長持の恋』が可愛らしかった。きっと出会えるからとつけた目印が…なんともありえない…。万城目さんならではです。
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読書完了日2012年09月22日。
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恋。苦手分野だ。
恋の相手は木だったり、人魚だったり。薄い本だからか、あっという間に終わった。残念ながら、サッパリの本だった。他の扉シリーズに期待しよう。
作品は以下の通り。
面白くない「サルスベリ(梨木香歩)」、妻がいそしぎになる?「いそしぎ(椎名誠)」、女の正体は「海馬(川上弘美)」、期待したがイマイチの「不思議のひと触れ(スタージョン)」、ショーウインドウの女性はいったい何だったの?「スノードーム(三崎亜記)」、意味不明の「海を見る人(小林泰三)」、ロマンスあふれるけれど、起伏がなく平坦な「長持の恋(万城目学)」、文豪のお遊び「片腕(川端康成)」。 -
梨木香歩だから借りたんだが、家守奇譚に収録されているサルスベリだった‥‥。
でもなかなか読まない類の話が多くて面白かった。ただちょっと片腕と解説で後味の悪さへ持ってかれた感は強いよね(笑)
「不思議のひと触れ」は印象的でよかった。人魚に惹かれていた男女が、最終的に人間同士で落ち着くって言うのがなんだか、こうかくと陳腐なんだがw読んでいて新鮮だった。
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