僕と妻の1778の物語 (角川文庫)

  • 角川書店 (2010年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784043944057

作品紹介・あらすじ

ガンと必死に闘っている、余命1年を宣告された妻に何ができるか――。1日1話、妻だけのために書き続ける小説。それが二人の生きる希望だった。眉村卓氏の実話をベースにした感動の映画完全小説化。

感想・レビュー・書評

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  • とても夫婦愛が伝わってくる小説でした。映画版も見たくなりました。

  • とても良い 話です
    実話だそうです

  • 実話とか少し設定が違うみたいですが、これは一つの作品として十分なものだと思います。でもこれはノベライズ版という事で、やはり映画の方がいいですね。

  • さらりと読めた。特別印象はないのが正直なところ。愛の形は様々であります。

  • もっと悲惨で壮絶だろうと覚悟して観はじめたけれど、ユーモラスで優しい。
    生き続けたのは夫の愛と笑いの賜物だね。
    実話というのがすごい。

  • SF作家の牧村朔太郎は病気になった妻のために毎日、1編ずつ短編小説を書く。という話です☆感動します
    ぜひ読んでみてください。

    A・S

  • 確実に死に向かっているのに、温かい気持ちになれる。
    これはノベライズだから、映画を見たいと思わせる。
    草なぎくんの演技はきっと泣かせるんだろうなぁ。
    実話というのは、知りませんでした。
    不器用な旦那様がとても格好良く見えました。

  • 愛ってすごいなぁと本当に思います。これだけお互いに愛し、必要とする関係性。独身の私としてはそれほど愛する人と出会えるのだろうかと思ってしまうほどの愛を感じる作品です。これほどまでに相手を愛していてもいつか死は訪れてしまうものなのですね。寂しいけれど避けることのできない現実。あなたと一緒に生きられて良かったという言葉に全てが表現されています。
    人を思うということ、そしてその思いを形にするということの素晴らしさと少しの儚さを気づかせてくれる作品だと思います。良作だと思います。ありがとうございました。

  • 映画も観ましたが、文字のほうがじんわりきますね。

  • サクとせっちゃんのとても仲のいい幸せな夫婦生活に突如起こったせっちゃんのガン発覚。少しでも長く生きてほしい、そんな思いで一日一編の小説を書いてせっちゃんに読んで笑ってもらう。
    そんなサクを見ていつも元気そうに振る舞い続けるせっちゃん。
    余命1年だったのが2年3年と生き続けていけるもののガンは確実に進行している。
    最後のほうはせっちゃんもサクもボロボロになっていくが愛は決して変わらない。
    本当に久しぶりに小説で微笑んで泣いた

  • 実話モノが好きなので、実話を基にしたこの映画も観たくなり、映画館で観てきました!

    オープニングで、サクの奇人変人ぶりにひいてしまって、このノリについていけないかもと不安になり、この映画を選んだのは失敗だったかも・・・、と思ってしまった。
    しかし、観続けていると、サクがとても魅力的になり、サクの作り出す世界にワクワクするようになった。
    「この映画を選んだのは失敗って思ってしまってごめんね。」と心の中で反省しました。

    《ネタバレあり》

    妻が入院している病院でも、サクの奇人変人ぶりに患者や看護師も関わらないようにと逃げるように距離をとってしまうんですよね。
    その時のその人たちの目線が冷ややかで、バカにしてて、ものすごく嫌な顔をしていたのですが、私もこんな顔をしていたのかもしれないと反省してしまった。
    視聴者にこう思わせるのが狙いだったのかもね。
    消灯後に月明かりで小説を書くサクを見つめる患者や看護師たちは、神を見るような表情。
    そういえば、窓枠が十字架になってたし、三角巾やストールを身に着けた女性がマリアベールを身に着けてミサに集っているみたいだったな。

    癌である妻のために毎日物語を書く。
    映画のタイトルである1778話。
    1778話で物語が終わってしまうということが分かっているので、その死のカウントダウンに胸が締め付けられてしまう。
    もう泣けて、泣けて大変でした。
    「知識屋」の物語がとても好きです。
    昔は、知識屋というロボットが公園とかにきて、子供たちの質問に答えてくれていた。
    ロボットに、ガチャガチャのような感じで子供が100円を入れてまわす。
    そして質問する。
    「どうして空は青いの?」
    「それは向こうに海があるからだよ。そこは重力が逆さまに働いているのだけど、重力が弱まる時がある。そのときは傘が必要になるんだ。」
    みたいな感じの回答をするんです。
    もう素敵すぎて!
    娘が小さいときを思い出しました。
    私も娘の「なんで?」に答えるために色々お話しを考えたことを思い出しました。
    「どうして秋になると葉っぱが落ちちゃうの?」には
    「それは、土の中で眠る生き物たちのお布団になるんだよ」とか、
    「流れ星ってどこに落ちてるの?」には
    家の前に星形のビーズを落としておいて、「ここに落ちてたね!」とか。
    そういうのを目をキラキラさせて聞いている娘の表情を見るのが本当に大好きでした。
    今は考え方が大人になり、夢のようなお話をすることがなくなったのが少し寂しいなって思ってた。
    「知識屋」も現在にはもういないという。
    「嘘ばっかり教える」という親からのクレームが殺到してしまったからなんだって。
    なんかすごく寂しくて、切なくなった。

    「集金人」も最高だし、タイトルだけしか紹介していないものが殆どだったけど、全部読みたくなりました。
    これは、眉村氏の本になっているそうなので読んでみたいと思います。

    とても良い映画に出会えました。
    パラレルワールドで、きっと仲良く一緒に暮らしているのでしょうね^^

    あぁ~、横浜に行きたくなった!

  • 1時間半で一気に読んでしまった。身近な人の存在を改めて感謝する気持ちが、読み終わったあとにジワっと出てきました。ラストも良い。もし大切な人を看取ることがあるなら、こうありたい。そういうラストシーンです。良かった!

  • 内容紹介
    ガンと闘う余命1年を宣告された妻に何ができるかー。1日1話、妻だけのために書き続けた短編。眉村卓氏の実話をベースにした感動の物語ノベライズ!

    内容(「BOOK」データベースより)
    朔太郎はSF作家。高校時代の同級生で、朔太郎のよき理解者である妻の節子と、ささやかながらも幸せな毎日を送っていた。そんなある日、節子が病魔に冒され、余命1年の宣告を受ける―。1日1話、節子のためだけに小説を書く。それが朔太郎の祈りであり、2人の生きる希望だった。いつまでも小説を書き続けたい。いつまでも読んでいたい…。夫婦とは、命とは、愛するとは。眉村卓氏の実話を元にした愛と奇跡と感動の映画、完全小説化。

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