虹の彼方に(下) 機動戦士ガンダムUC(10) (角川文庫)

  • 角川書店 (2011年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784043944378

作品紹介・あらすじ

《ユニコーン》に導かれてついに『ラプラスの箱』にたどり着くバナージとミネバ。そして再び立ち塞がる仮面の王・フロンタル。果たして最後の決着の行方は? 福井晴敏が描く宇宙世紀神話、衝撃のラストを見逃すな!

みんなの感想まとめ

物語は、各キャラクターがそれぞれの“光”を追い求める姿を描きながら、最終的には人類全体や読者自身に問いかける深いテーマを持っています。全10巻を通じて、読者はしっとりとした文体で展開される多層的な物語...

感想・レビュー・書評

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  • 全10冊を「通常戦速の三倍」という勢いで読了した。
    本作は、各劇中人物が各々に“光”を追い求めて交錯しているような印象を抱かせる…“光”に関しては、「各々の劇中人物にとってのモノ」が在って必ずしも簡略に説くことも難しいが、究極的にはそれが「人類にとって?」に拡がり、「そして、あなたにとって?」と読者に跳ね返ってくるような感になっていると思う。
    “ガンダム”と名が付いた瞬間に、「一部のファン」という「特殊な人々」の手中のモノであるかのように即断―佳いモノと出逢う可能性を狭めてしまう在り様であると思うが…―する人が在るかもしれないが、本作を読んでみると、「決してそうではない」ということに思い至る…

  • 2018/1 9冊目(通算9冊目)。ラプラスの箱の謎の秘密が明らかになる。それはある〇〇だったのだけど、確かに地球の住民上位と考える連邦勢力としたら箱の秘密が明かされたら立場が悪くなりますわなという内容。その部分では納得。原作とアニメ版はちょっと違うという感想を見受けたけど、どちらがいいかということは無いかな。アニメの方はMSがカッコいいし、原作は話が架空の世界なのに現実の身近にありそうな視点で書かれている点がよいなと思うので。他の宇宙世紀を舞台にした小説が無いか探して読んでみようと思う。

  • 全10巻、長いようで短いようなとても充実した読書だった。視線が走ることなくしっとりと読めたというのはいい作品の証拠だと思う。ここには沢山の物語がある。人とは、人生とは、親子、恋愛、戦争、出自etc書評家がつけた解説のタイトルは「世界文学としての宇宙世紀(ユニバーサルセンチュリー)」本当にその通りで解説には「カラマーゾフの兄弟」や「百年の孤独」の名前が登場する。本編を読んでいる途中で、この作品はドストエフスキーなんかに負けないだけの物語ではないだろうか? と密かに思っていたので我が意を得たりだった。宇宙世紀の世界観に詳しくなければイラストや設定解説のあるスニーカー文庫版を読めば、アニメやガンダムに馴染みがない人でも、楽しめるだろうし、単純に、小説としてテキスト単体で成立しているので、そのへんは偏見がなければ読めると思う。多くの人に読んで欲しい意欲と深さと面白さを兼ね備えた作品だと思う。

  • ネタバレ 色々なことが想起される作品。Zガンダムの終幕。カミーユを器に擬した(確かに「この身体をみんなに貸すぞ」台詞あり)存在と評したのはいやはや慧眼。その彼を越えるバナージ。また、サイコフレームの輝きは逆襲のシャア終幕を彷彿と。が、アムロのような特攻的結末描写ではなく、ひらりとそれを越えて未来への可能性追求に賭けるバナージ。ガンダムだけど富野作品とは一風異なる〆に溜息(良い意味で)。

     一方のシャアもどき。正直、ここまで引っ張るべき存在かは悩ましいが、バナージとミネバのカウンター(大人・中年)としては不可欠とも。このフロンタルが敵役に擬せられていることから、理想主義的な輝かしい未来を文面にちりばめつつ、ラストを迎えたのだが……。
     とはいえ、この後、宇宙世紀としてはF91やVガンダム、さらには∀ガンダムの世界観に繋がっていくんだよね。そういう意味で、本作ラストは、いやいや世の中そんな甘くないよ、という著者の底意を感じなくはない。しかし、本作がいうように、ちっぽけかも実現困難かもしれないが、より良き社会の可能性を信じ、その松明を守り育て、そして次代に繋ぐ。それを躓きながらも連綿と続けていくことが知性を持った生物=人間の有りようだ。この問いかけにはいたく共感させられる。

     PS.箱の中身は、将来のスペースノイド(≒民族)の自決権承認の連邦公文書と思っていたところ、予想は外してしまったものの、本作の100年前の政権の宣言石碑に、どこまでの意味と拘束力があるのかは疑問なしとしない。
     しかし、この無意味さをも作品で明言しつつ、意義の乏しい石碑が多くの人間を死に至らしめた。政治の、権力の愚劣さを際立たせる効果を持たせ、ラプラスの箱を作品のキーとし機能させた点は素晴らしい。

  • 全10冊、ついに完結・・・。






    ついに・・・ね・・・


    読み終えてしまったよ、福井ワールドをまたひとつ。

    「人類資金」以降、新作にお目にかかれていない気がする福井晴敏の作品、もうそろそろ読み尽くしてしまうんだよな・・・。


    と、本編。

    ついに明かされた「ラプラスの箱」の謎。なるほど!!!!


    納得のいく展開と、そして結末だったことに安堵。

    文句なしの★5つ、10ポイント。
    2016.07.29.古。




    ※作中での、とある少女の叫び
    「そんなのなくたっていいじゃない。間違った世界でも、可能性が消えた世界でも、みんあが生きていければそれでいいでしょう?」

    ・・・う~ん、戦闘に直接関わることのない一般市民の視点として、まったくもって的を射ているな、と。これが“政治”に置き換えられたなら、まさしくもって現代日本の国民の気持ちの代弁かと。自分も含めて。

    ・・・でも、それも、日本という平和な国に生まれたからこその感想か、とも・・・。

    • chie0305さん
      コメント頂いてありがとうございます。
      福井晴敏さんの名前を知ったのは、ガンダムucがきっかけでした。テレビ版もova版もどちらも同じもので...
      コメント頂いてありがとうございます。
      福井晴敏さんの名前を知ったのは、ガンダムucがきっかけでした。テレビ版もova版もどちらも同じものですが、テレビ版だと枠の関係で妙な所で切っているので、それさえ気にならなければどちらでもいいと思います。
      私はフロンタル&アンジェロ贔屓ですが、一番泣いてしまったのは地球でのゲリラ戦でした。(ロニが出てる所)アニメの方も是非見て下さいね。
      私も、フォローさせて下さい。
      2016/09/05
  • いよいよ最終巻。
    ラプラスの箱がある最終座標のインダストリアル7に辿り着き、隠された真実が明るみのものとなる。
    内容は、はじめは個人的に呆気ないものと感じたが、それにまつわる物語や、ラプラスの箱となる経緯も明かされたとき、何故、それだけの力を持ったものとなったのかがよくわかる。
    人の進化を期待し、未来に託されたものがある一方で、危険思想として、現状を守るためにそれを排除しようとする者がいる、ありがちな物語のようで、世界の心理ともいえる構図であり、自分ならどうしただろうかとついつい考えてしまう。
    終わり方には賛否両論ありそうだが、個人的にはいい形で締め括られたと思う。
    また、時間をおいて読み直したい作品。

  •  記念すべきブクログ400冊めの登録!! ひゃっふー!

     読破してしまいましたユニコーン。以前に小野不由美の『屍鬼』文庫版5冊を読んだ事はあるけれど、10冊も続く文庫を続けて読むのは私にとっては初めてのこと。本を読む楽しみには、その内容を楽しむのはもちろんのこと「次に何を読もうかな?」とあれこれ迷う楽しみもあるので、その楽しみが復活した喜びもある。でも、やっぱり寂しいような気もする。

     とにかく、TV版のΖみたいにならなくてよかったな!! 私もオードリーや、リディや、ネェル・アーガマのクルーと一緒に「バナージ戻って来ーい!!」と叫んていた(心の中で)。
     ラプラスの箱は開いた――けど、世界はたぶん、何も変わっていない。それでも、もしかしたら戦争はなくせるかもしれないな? と思わせるラストは、悪くない。人も世界も変わってはいない。でも、変えられる「可能性」があるのだと示すラストだった。

     思い返せば、とても濃密な小説だったなぁ。
     正直、ガンダムだし、アニメだけ見れば事足りるかな? と思っていたんだけど、そんなことはなかった。小説には小説にしかできないことがあるのだと、よくわかった。カラマーゾフやら何やらを引き合いに出してた巻末の解説はさすがに大げさすぎるけど、文字でしか表現できないものを描出することが文学であるとするなら、この作品を一流の文学作品だと呼ぶことに何ら異論はない。

     特に、キャラクターの書き込みは見事だった。読者は、その念入りすぎるほどの人物描写を通じて、どのキャラクターにも込み入った事情があって、どうしようもない根っからの悪党ってのはいないんだと「識る」。フル・フロンタルにさえ、その最期には彼は選択肢を誤ったのだな、という哀感が伴う。もし自分を必要としてくれる人の声に、ちゃんと耳を傾けていれば、もっと違った結果があったかもしれないのに。
     私が福井晴敏の小説を読んだのは初めてだったのだけれども、他の方のレビューを見ると、登場人物をこれでもかというほど掘り下げて書くのが氏の書き方みたいだ。だとすれば、その小説作法それ自体が、ニュータイプとはどういうことなのかをありのまま体現しているように思える。それだけではなく、福井晴敏は豊富な軍事知識と、何よりも原作に対する惜しみない敬意をも併せ持った作家だった。
     宇宙世紀におけるガンダムの外伝ストーリーを描いた作品はこれまでに多く存在しているけれど、その本流を継ぐ人として、福井晴敏ほどふさわしい小説家はいないだろう。

     でも、まだトミノ監督にサイアムみたく去っていってほしくはないけどね……!

  • 満足しました。
    「ガンダム」という、大きな縛りがある中で、
    「スターウォーズ」「インディジョーンズ」「ゴジラ」などの面白さを
    盛り込んだたいへん楽しい作品でした。「ローレライ」もありましたよね^^
    小説というメディアでしか表現できない「ガンダム」を
    福井晴敏氏はしっかり作ってくれました。
    まさに正統な、宇宙世紀を継ぐ作品でしょう。
    ただ、さすがに、アクションシーンはアニメに軍配が上がりそうです。
    小説、アニメの両方を補完しあいながら楽しむと最高でしょうね。
    ま、最後はアレでしたけどね^^
    アレも含めて「ガンダム」ということで^^

    • ウエッチさん
      福井晴敏さん繋がりでコメント返しに来ました。
      福井さんのガンダムは『月に繭…』で結構気に入っていたのでUCも読んでみようかなと思います。
      ...
      福井晴敏さん繋がりでコメント返しに来ました。
      福井さんのガンダムは『月に繭…』で結構気に入っていたのでUCも読んでみようかなと思います。
      福井さんは世代がドストライクなので、ミネバ様とか赤い人とか…ツボを心得てるんだよなぁ。
      2012/10/22
  • いよいよ最終巻、"物事の始まりは善意から"、カエサルの見識にも通じるものがありますね。
    ローマ人の物語などでも印象的でしたが、、ふむ。

    気になるフロンタルの正体は、"アフランシ・シャア×ユーパンドラ"って感じでしょうか。
    そしてラスト、宇宙世紀を総括するかのように、"刻が見えました"。

    平行して、映像版のエピソード4もCATVで観てみました。
    いい感じですね~、残り2話との事ですが、、ここまで上手くまとまるんですかね~?

    うーん、DVDも気になってきました。。

  • 逆シャアの3年未来を描いた作品
    1stガンダムは戦争を題材にすることで
    戦う相手も人間だという衝撃を視聴者に与えたが、

    この作品はその先を描いた、
    戦争の傷から人々が立ち上がる過程。
    子供から人が大人になる過程。
    そして、全ての人は解り合え、
    赦し合えるという可能性を示した。

    人は解り合えるから
    敵は、人外の亡霊とも呼べるものであったり
    感情のないコロニーレーザーだった。

    作品に宇宙世紀への愛が感じられる。
    アニメで見たときに何言ってんだこいつはと思っていた
    「時が見える」やら
    「私は見たの。Zガンダムは、人の意志を吸い込んで、自分の力にできるの。」やら
    アクシズが地球に落ちなかった理由なんかに
    それなりに筋の通った説明がされている。

    また、登場人物が無駄にされていない。
    登場した人間に憎むべきクソ野郎ってのはいなかったし、
    無駄に死んだ登場人物はいなかったように感じる。
    ラスボスのフルフロンタルとアンジェロでさえ良い散りかたをしたと思っている。

    最後の最後にZ(TV版)のトラウマが
    甦ったりしつつも
    なんにしろ私は
    大団円は嫌いじゃない。

  • 富野由悠季のガンダムの正統後継ともいえる作品の完結巻。
    人は過ちを犯す生き物であるが、全ては「善意」からなる過ちであり、これを赦すことが希望へとつながる。
    たったひとつの望みA MON SEUL DESIRは、人類が未来に希望を持つように、争うことなく共存する可能性に満ちた世界のことだろうか。


    いくつもの作品を通じて膨れ上がってしまった宇宙世紀の物語に、一本の筋を通した作家の力量はさすが。
    ユニコーンから、バナージから応答が無くなったシーンは、カミーユのことを彷彿とさせる。カミーユがみた世界(もしかしたらアムロとシャアも?)は、もしかしたらこうなのかもしれない。

  • 長かった。物語ではなく全巻が発行されるまでの時間が。
    (9巻と10巻は同時発売にしてくれてもいいのに)
    ガンダムはリアル指向という意見があるが
    ニュータイプだのサイコフィールドだの
    映像でならサラッと流せても、改めて文字で読んでみると
    それも作者がじっくりと書き込んでいるから
    「う~ん・・・」と感じる。歳をとった証拠か。
    設定はともかくドロドロとした世界の姿や権謀術数に
    翻弄されながらも望みや希望、可能性、熱さと温かさで
    主人公たちが走りぬけ、大人たちが見守る物語はいいもんだ。

    1st、0083、Ζ、ZZ、CCAを知っていればより楽しめ、
    若者と過去をもったオヤジといういつもの姿や
    亡国のイージスや終戦のローレライなど、作者の他作品を
    読んでいるとニヤリとできるところもあって
    ガンダム好き、福井氏好きどちらも程ほどに満足できるのでは?

    個人的には巻末の解説が蛇足、そしてエンディングテーマは
    「流星のナミダ」

  • 明るい未来に続く結末でよかった。
    にしても長い…

  • 入口と出口が固定されてるから致し方ないが、楽しめた経過と比べると結末は陳腐だよなあ。そりゃあ、サイコフレームの光が星を動かした後の世界とはいえ、シナンジュは二度死ぬとか、フル・フロンタルとかなぁ・・・そこまでいっちゃうと苦手だ

  • 遂に終わった。
    改めて見ると、アニメ版とだいぶ違う。
    でもこれはこれで良い。
    ただアニメ版と同じだけど、最後がよく分からない

  • やっと読破した~ヽ(`▽´)/
    にわかファンにはなかなか
    本を読むのが大変でした。

    アニメで謎だった
    フル・フロンタルはシャアなのか?

    たしか逆襲のシャアの最後に脱出ポットみたいのが
    サ~と流れて行ったよね
    生きてたのかなぁ~
    という疑問があっさりと
    書いてありました。

    それが知れただけで、読んだ意味がありました。

    個人的には
    アニメと本どっちが良かったかというと
    アニメの方が良かったです。

    機体がどんなものか観ればわかるからね

    ガンダム好きのファンにはたまらない本だと思います。

  • 映画を見た後はリディが愛おしくなったけれど読後はアルベルトが愛おしくて堪らない。トライスターの活躍もあるので映画を観た方には是非読んでほしい

  • 10巻ようやく読み終わった。

  • UC最終巻。

  •  ラプラス戦争も大詰め、舞台ははじまりの場所、〈インダストリアル7〉へ。未来、そのために、可能性の獣が最後の戦場を駆け抜ける。

     「ユニコーンの日」のレヴューで書いたけれど、宇宙世紀という歴史、を、綿密に書き出してきた福井晴敏の《ガンダム》。そうして見ると、《ネェル・アーガマ》を母艦としていることも「シャアの再来」が敵であることも、云ってしまえばミネバ・ザビがこの物語に登場することも、単なるオマージュやファンサービスではなくて、この世界が時を重ねる上での必然であるように思える。技術面でも、既存のMSの発展形MS-Vは、登場して然るべきであるし、けれどもちろんそんな中で旧ザクやトローペンを持ち出して戦いに挑まなければいけない部隊だって、あるのだ。
     技術的な話をもっとするなら、NT-Dというシステムは間違いなくサイコミュを発展させていけば「誰かが思いつく」技術であって、インテンション・オートマチック・システムだって、実際にはバイオセンサー時代からその発想はあったんじゃないかな、と考えられる。マリーダさんアドリブの、バインダーを遠隔操作してぶつける、なんて奇天烈な攻撃も、ファンネルミサイルのはしりと考えることも出来なくもないわけで。

     さて。
     お話に関して多くは語らないけれど、やっぱりUC、は全体をとおして、ファーストよりもZに対する意識っていうのが大きくあったように感じる。というのも、Zがしっかりと、ファーストガンダムの正史として展開されていたから、それと同じ軸を持つUCにも同じ事が云える、ということなんだろうけど。
     けれど、それでも、バナージとカミーユの雰囲気には重なるところがあるようにも、読める。(アニメ版じゃなんとなく見目も似てるしね…!)
     このあたりはどうにも長くなりそうなので、また別の機会に…

     

     こうして読み直してみて、OVAよく出来てるなぁ、という感想。7話という限られた枠の中で、じゃぁどこを削るか、いじるか。描きたいところを、思想的になり過ぎないようにうまくまとめてくれている。エンタメとしてきっちりしている。
     そっちはあと1話残っているので、オーラスに向けて、楽しみにしてます。

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著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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