偽神譜 考古探偵一法師全の追跡 (角川文庫 あ 52-3)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944521

感想・レビュー・書評

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  • つまらん本は先に片付けてしまおう、と読み始めたシリーズ3冊目。1冊目の話も出てくるし、2冊目と同時進行な内容なので、前作を読んでいないと分かりにくいと思います。
    九州の発掘現場で謎の病原菌が発生し、そこを訪れていた一法師たちが隔離される所から始まる。犯人?が馬鹿すぎるというか…不快。結末もあやふや。ただ、途中の展開は前作に比べて面白いというか、どうなるのか分からず少しワクワクした。
    どのキャラクターもあまり良い印象を受けないこのシリーズ。続きは読まないだろうと思う。

  • 考古学より事件が目玉。ストーリーは前作を読んでいないと繋がらないので一冊で完結ではないが、会話の駆け引きという場面や言葉の言い回しが自分には向かないのと、登場人物が好意に感じる人がいなかったので旅立たせることに決定。

  • 過去のキズ過去のキズと繰り返されすぎでイラットする

    前作の不在の理由が分かりました。一法師達は一法師たちで事件に巻き込まれていたみたいです

  • シリーズ3作目にしてようやくストーリーやキャラクターがこなれてきて、少し面白くなってきたかな。
    どうも前作と話が繋がっているようですが、前作の記憶があまり残っておらず、イマイチ理解できなかった。
    と、なってしまう程度の作品だと思いますが、考古探偵という設定の魅力から、次作も読んでしまうと思う。

  • 考古学の発掘現場で自県が発生。一法師が事件を解決する。
    推理モノだけど、考古学に興味も湧かないし、人物造形に僕は乗れない。

  • 微妙かなと思いつつ題材が好きで読んでいるこのシリーズですが、三作目で一番面白かった。二作目の裏側の話。蠱猫シリーズのときも思ったけど、この作者さんは、話の風呂敷広げてきてからの方が面白いかも。

  • 前の巻が「不在」だったのを受けての続巻。ここではその理由が明かされます。途中および最後のほうに前の巻をなぞるような描写があり(ただし一法師全側から)、改めてこれが「不在」の間のエピソードであることが分かります。そして最初の巻からずっと仄めかされている過去の出来事が、過去のものではないという予感を漂わせつつ、物語は次の巻へと続く…。

  • 考古探偵シリーズ第3巻。
    前回の出雲の事件と同時進行で起こっていた事件の、一法師サイドのお話。

    善悪の区別は、価値観によって違うのだということを強く意識させられました。

    人間とは恐ろしい生き物です。

  • 前作を読んでないからわかりづらいところがあったけど、話じたいは面白かった

  • シリーズ3作目
    前作「鬼神曲」で明かされなかった謎を一法師側から書かれている。 消化不良気味だった前作ラストもすんなり納得です。
    で、またしても続編に続くであろう謎を残したラストです。
    動機が甘いな、と思ったところでの新たな展開。うーん、気になる。 1作目に比べたら考古学の薀蓄が減っているので、そういうのが苦手な方でも楽しめると思います。

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