はなたちばな亭恋空事 (角川文庫 さ 57-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年7月23日発売)
本棚登録 : 41人
感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043944569
作品紹介・あらすじ
お江戸のかたすみで手習い小屋「たちばな堂」を営むお久ちゃんは、かわいくてかしこくて時時お間抜けな、町内一の人気者。だけどちょっぴり気が強く、先生のお仕事は真面目一本槍。ついたあだ名が「鬼師匠」。お久に思いを寄せる小柄イケメン男子、橘屋の手代・金ちゃんと、妙な来歴と特技(?)を持つ犬(実は狸)の「クマ」、小屋の生徒達も加わって、今日もたちばな堂は大騒ぎなのだ。とびきり楽しいあやかしラブコメ。
感想・レビュー・書評
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落語調の文体で書かれたとある通り落語を思い起こすお話でした。金一が拾ってきた犬がお話の要、両目の周りに隈取りしたような模様があるからクマと名付けられ、このクマが大活躍、盛り上げています。置物に変身したりとワクワクします。読んでいて楽しかったです。
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思っていたよりもアヤカシ色が薄くて少し残念。
解説にも書いてあるけど、登場人物たちのやりとりが落語みたいで面白くてスラスラ読めた。
父親が全然出てこないから何かあるのかと思ったら…。
クマの正体とお久の母親の行方(いなくなった理由も)気になる。 -
初の時代物
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