当マイクロフォン (角川文庫)

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  • 角川書店 (2011年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784043944644

作品紹介・あらすじ

業と因果に翻弄されて、地方局を流転した。母を恋い、激情に身を明け渡し、芸の鬼となった男の魂に、安住の地はあるのか。名調子で人気を博した伝説のNHKアナウンサー・中西龍の生涯を描いた評伝小説。

みんなの感想まとめ

業と因果に翻弄され、地方局を流転した男の生涯を描いた本作は、名アナウンサー中西龍の魅力を余すところなく伝えています。二つの時間軸を巧みに使い、彼の破天荒な人生や女性遍歴、組織内での不遇を通じて、時代の...

感想・レビュー・書評

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  • 子供のころ微かに記憶する(日本のメロディー)のアナウンサー中西龍の記録。2本の時間軸を使い書かれていて、余りに面白く、読後に彼のアナウンスをYouTubeで探してしまうほどはまった。他の三田完作品も読みたい。時代はバトンタッチされて繋がっていくんだな。

  • 根っこはやはり母親なのか。

  • NHKラジオ番組や鬼平犯科帳の語り手として知られる小西龍の生涯。
    破天荒な女性遍歴と不遇をかう組織内人事。その業と因果が、作者のクールな視点で描かれる。
    「いつの世も悪は絶えない」・・・鬼平の冒頭部分のナレーションが、時代劇不振の現在でも愛される要因のひとつなのでは。

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著者プロフィール

1956年埼玉県生まれ、小説家。慶應義塾大学文学部卒業。NHKに勤務、ディレクター、プロデューサーとして主に歌謡番組を担当。退職後、テレビ番組、音楽プロデュース等に携わる。2000年、「櫻川イワンの恋」で第80回オール讀物新人賞を受賞。『俳風三麗花』で第137回直木三十五賞候補。

「2018年 『鵺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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