不思議の扉 午後の教室 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2011年8月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784043944682

作品紹介・あらすじ

学校には不思議な話がつまっています。湊かなえ、古橋秀之、森見登美彦、有川浩、小松左京、平山夢明、ジョー・ヒル、芥川龍之介……人気作家たちの書籍初収録作や不朽の名作を含む短編小説集!

みんなの感想まとめ

多様な作家による短編小説が集められたこの作品は、読者に不思議な世界観を提供します。各ストーリーは独自の特色を持ち、最後まで読み進めると「あっ!」と思わず納得するような展開が待っています。特に平山夢明の...

感想・レビュー・書評

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  • 多くの作者のショートストーリーが入っており、楽しめた!
    最後まで読むと、あっ!そういう事か、と納得する話や、また不思議な世界を少し覗いたような感覚になる話も多く、それぞれの作者の特色が出ていて良い読書時間を過ごせた
    特に面白かったのが、平山夢明さん。続きがぜひとも読みたい

  • インコ先生 湊かなえ
    三時間目のまどか 古橋秀之
    迷走恋の裏路地 森見登美彦
    S理論 有川浩
    お召し 小松左京
    テロルの創世 平山夢明
    ポップ・アート ジョー・ヒル(大森望 訳)
    保吉の手帳から 芥川龍之介
    解説:学園ワンダーランドへようこそ 大森望

    再読しようと思ったら売ってしまっていたらしく、再購入。
    平山夢明先生の「テロルの創世」は、デュアル文庫の「少年の時間」にも収録。
    病気の為に使えなくなった臓器を取り替える用のクローンを育てる人々の話。
    12歳になった人間から消えていく、小松左京先生の「お召し」も面白い。

  • 前半は面白くスラスラ読めたけれど、後半は私向きじゃない(--;) 不思議な話は好きだが、ほのぼの系が良い

  • 表紙の雰囲気から、自分は想定読者からほど遠いと思い、このシリーズは未読だった。でも本作はモリミーが載ってるし、やっぱり気になるので、娘が読むからと言い訳しつつ(誰に?何故?)購入。

    まず驚いたのが最初の湊かなえ「インコ先生」。こんなのも書くんだ。一連のベストセラーは苦手だけれど、これはあざやか!こういうアンソロジーの巻頭作にぴったりだと思った。

    一番良かったのは小松左京「お召し」。半世紀近く前の作品なのに、そしてアイディアは古典的なものなのに、全く古くさくないのがなんともすごい。SFならではの感動があって胸が震えた。小松作品はあまり読んでこなかったが、こういうのがあるなら読んでみなければ。

    古橋秀之「三時間目のまどか」も爽やかな読後感で好感度大。モリミーはご愛敬、ということで。とりあえずこのシリーズは最初から読むことにしましょう。

  • 森見登美彦「迷走恋の裏路地」、有川浩「S理論」は書籍初収録

  • 不思議の扉シリーズ、4作目。
    「この百年ほどの間に発表された学校を巡る短編八篇――巻末解説より」

    『夜は短し歩けよ乙女(森見登美彦)』の短編が読みたくて手に取った。
    「私」は、ホントぶっ飛んでるな。
    自分がストーカーだとは思ってないところがすごい。

    他では「三時間目のまどか」が好きだった。
    二人のその後が読んでみたくなった。短編で残念。
    あと三村。三村にもまた会いたい。絶対良い子。

    編者の大森望さんによる解説も、いろいろな本が取り上げられていて面白かった。大森さんが書かれていたように『ホルモー六景(万城目学)』の「長持の恋」や、『わたしを離さないで(カズオ・イシグロ)』が頭に浮かんだ。
    いきなり第4弾から読んでしまったが、他も読んでみようかな。
    近頃、短編への苦手意識が減ってきた気がする。

    「インコ先生」湊かなえ
    「三時間目のまどか」古橋秀之/『ある日爆弾が落ちてきて』に収録
    「迷走恋の裏路地」森見登美彦/『夜は短し歩けよ乙女』サイドストーリー
    「S理論」有川浩
    「お召し」小松左京
    「テロルの創世」平山夢明
    「ポップ・アート」ジョー・ヒル
    「保吉の手帳から」芥川龍之介

    「インコ先生」「迷走恋の裏路地」「S理論」は、書籍初収録。

  • 「インコ先生」湊かなえ
    「三時間目のまどか」古橋秀之
    「迷走恋の裏路地」森見登美彦
    「S理論」有川浩
    「お召し」小松左京
    「テロルの創世」平山夢明
    「ポップ・アート」ジョー・ヒル
    「保吉の手帳から」芥川龍之介

    以上の作品が入っている短編集というかアンソロジー
    「不思議の扉」というタイトル通り色々な意味での不思議を取り扱ったお話ばかりです
    短編なので星新一先生を思い出すようなお話もあったかな
    ちょっと古いなと思うような作品もありましたが全体的に面白い作品ばかりでした

  • 「学校」をテーマとした作品を集めた短編集。『不思議の扉』というタイトルだけあって、SFテイストを含んだものがほとんどでした。
    ひとくちに学校と言っても、生徒、先生、小中高大とさまざまな切り口があるものですね。
    中にはかつての海軍学校などをテーマとした作品もあり、知らない世界が広がっているのを感じました。
    個人的には有川浩先生の『S理論』がお気に入りです。

  • ある日突然中学生以上の大人が消える、小松左京の「お召し」、"影(オンブル)"と呼ばれる子供たちの秘密とこの世界の真実が明かされていく、平山夢明の「テロルの創世」、風船人間の友だちを描くジョー・ヒルの「ポップ・アート」が面白かった。

    森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」のサイドストーリーが収録されており、本編を読みたくなった。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    豪華ラインナップで贈る、傑作短編の競演!
    学校には不思議な話がつまっています。湊かなえ、古橋秀之、森見登美彦、有川浩、小松左京、平山夢明、ジョー・ヒル、芥川龍之介……人気作家たちの書籍初収録作や不朽の名作を含む短編小説集!

  • ジョー・ヒル作品が読みたかったので、借りてみた。ホラーを期待してたら、全編通して甘酸っぱい作品でした。

  • 2017年4月12日読了。不思議SFアンソロジーシリーズ第4弾、「午後の教室で何かが起こる」というシチュエーションを集めた本。昭和文豪の時代から現代にいたるまで「教室」という状況は共通体験として通過してきているわけで、その時点ですでに「時空を超えている」という気がする。芥川龍之介作品はさすがに現代とは感覚が違うが、小松左京作品などは普通に「同時代に書かれた面白い小説」として読めるのが凄い。古橋秀之作品(これを読んでみたかったのがきっかけ)は確かにライトノベルなのだが、目の付け所や話の展開の自然さ、オチの爽快感など非常にレベルが高く楽しめた。

  • もともと芥川龍之介の短編がなぜか大森望監修のSF短編集に所収されている違和感で手に取ったのである。しかしながら、芥川龍之介のその短編「保吉の手帳から」は5つのエピソードからなっているが、いずれも解説が必要なほどピンと来るものがなかった。大森望の解説を読んだら思ったとおり、この中の「午休み」というエピソードが幻想的というか怪談的というか、精神疾患者の妄想のようなエピソードなのが所収の理由であった。
    芥川龍之介の作品はともかく、その他の作品にも魅力は大いに感じた。さすが大森望である、ぼくの趣味をよく理解している。
    冒頭の湊かなえのショートショートは先程の芥川龍之介の作品にも通じるファンタジーが込められていておもしろいし、有川浩もラブコメではなかったが短めのミステリーながらおもしろい。
    またスティーブン・キングの息子ジョー・ヒルの作品もいろいろ考えさせられる内容になっていて、さすがというしかない。
    さらには平山夢明の作品もここ最近よくあるクローン技術によって産み出された生命の意味を問う内容となっていて感慨深い。
    一番気になったのは古橋秀之と小松左京のそれぞれの作品だ。古橋秀之のライトノベル的な文体と小松左京のひと昔前のジュブナイル的な文体が対比されていておもしろい。それにつけても小松左京の作品はいま読んでもおもしろい。「星を継ぐもの」を読んだ直後なので尚更感慨深い。
    あ!忘れてた。森見登美彦の作品。「夜は短し歩けよ乙女」のサブストーリーだったが、いろいろ思い出してしまって本編が途中だったのでまた読み返している次第である。

  • 好きな作家さんが何名かいたので読んでみたものの、SFが多くてちょっと苦手でした。

  • 学校には不思議な話がつまっています。教室の窓から決まった時間にだけ見える女子高校生、大人たちの消えた世界を生きる小学生たち、風船少年との交流―。いつもの日常がぐにゃりと曲がって見える、そんな不思議な読書体験が待っています。古今東西人気作家たちの書籍初収録作や不朽の名作を集めた、短編小説アンソロジー第4弾。

    どの作品もはずれが無かったです。
    どれも面白かった。それぞれの色があってこういうオムニバス小説の良さを感じ取れる一冊だと思う。
    中でも迷走恋の裏路地とテロルの創世はお気に入りです。
    迷走恋は夜は短しのあのテンションを思い出したし、
    テロルは続きが無いのが残念。

  • タイトルの通り、学校をテーマにした不思議な物語の短編集。有川さん目的で借りてみた。湊かなえ、森見登美彦、芥川龍之介、有川浩、小松左京、ジョー・ヒル、平山夢明、古橋秀らが著者。しかし、肝心の有川さんの作品は出だしは惹き付けられたものの、ラストが微妙すぎた。。短編は苦手なのかな。
    授業中、窓に映る少女に恋をする古橋秀之氏の「三時間目のまどか」が好きだな。
    小松左京氏の「お召し」も自分好み。
    そして、傑作と言われているジョー・ヒルの「ポップ・アート」も短編なのに、不思議と長編を読んだ気分になる深い作品。主人公の少年とその友人「風船人間」との友情を描いた物語。「風船人間」という設定は喜劇になりそうなのに、このストーリーは至って徹頭徹尾シリアスだ。(ここで私は、ワンピースだったら風船の実を食べた能力者で、人気者になれたかもしれないのに、、と余計な妄想をしてしまう)異端なだけで人から虐げられる。これは生きている物たちの永遠の課題なのかもな。
    ミステリーは距離を置きたいけど、ちょい不思議モノならどんどん読みたい。短編でも良いのでオススメ教えてください

  • 有川浩作品を目当てに購入。
    湊かなえ&有川浩 2大お目当て作家さんの作品は、共に “超ショート・ショート” だったw  面白かったからいいんだけどw

    3時間目の~ が、個人的には一番のお気に入りです。この作家さんの他の作品を読んでみたくなりました。

    しかし、まさか御大スティーヴン・キングの息子が作家デビューしてたのを知らなかったw DNAってスゴイ。

  • ☆3.6

    学校には不思議な話がつまっています。教室の窓から決まった時間にだけ見える女子高校生、大人たちの消えた世界を生きる小学生たち、風船少年との交流―。いつもの日常がぐにゃりと曲がって見える、そんな不思議な読書体験が待っています。古今東西人気作家たちの書籍初収録作
    や不朽の名作を集めた、短編小説アンソロジー第4弾。

    色々な短編が入っていて、それぞれに特徴があるので楽しめる。

  • 有川さんの話が読みたくて借りた本。
    目的の有川さんよりも古橋秀之さん「三時間目のまどか」や 小松左京さん「お召し」の方が私好みでした。

  • 小松左京の作品が秀逸!!
    他の作品も面白いし、手軽に新たな作家と出会うのに最良の書。

  • 初のアンソロジー!!

    学校で起こる不思議な話が8話入っています。
    新規開拓したい時には良いかも!

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著者プロフィール

1961年、高知県生まれ。翻訳家。書評家。責任編集を務めた『NOVA』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞を受賞。訳書にウィリス『航路』、劉慈欣『三体』(共訳)他。編著に『ベストSF』シリーズ他。

「2023年 『NOVA 2023年夏号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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