はやぶさ/HAYABUSA (角川文庫)

制作 : 百瀬 しのぶ  白崎 博史  井上 潔 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 54
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944699

感想・レビュー・書評

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  • 2019年の重大ニュースの一つとして「はやぶさ2」の「リュウグウ」着陸を取り上げた展示を企画し、その関連書として「はやぶさ」を映画ノベライズ小説を読みました。
    竹内裕子が主演した、初代「はやぶさ」の小惑星「イトカワ」へのミッションと、それを支えた宇宙科学研究所のスタッフの物語です。

    一般に公開されたエンターテイメント映画のノベライズですから、専門的な知識が要求されることがほとんどない反面、具体的にそれぞれのスタッフがどういった技術的困難を抱え、またそれを克服してきたのかという点について正確に描き切れていないのかな、とも感じます。
    正直な印象として(もちろん、じっさにはそのようなことはけっしてないのですけれど)「ちょっとトラブル続きで大変だったけど、文化祭での発表もうまくいって、結果としていい青春だった、やりきった」感とでもいうのでしょうか、物足りなさを感じたのも事実です。

    一方で、「結果が出る(確実に「役立つ」)」かどうかが分からないことについても、積極的に挑戦しつづける姿勢や、互いの専門分野を生かして「チーム」として一つのプロジェクトに情熱をもって取り組む(それぞれの主張が合致しない部分についても正面からぶつかりながら最大の妥協点を探していく)姿などは、物語としてよくできていると思います。
    また、いくつもの困難を乗り越えて最終的に地球への期間(大気圏突入)と小惑星からのサンプル(カプセル内の物質がイトカワ由来の者であることは期間後数カ月たって確認されました)の採取を成功させた「はやぶさ」の歩みそのものが、多くの人を勇気づける者であることも事実です。

    世界初の小惑星からのサンプルリターンに成功したのが、日本が開発した探査機であったことは誇りに思いますし、その技術をこれからも維持・発展させていってほしいと思います。

  • 帰還をPCで見守り、相模原に見学に行ったりもしたから読みながら、はやぶさのこといろいろ思い出しました。
    おかえり、はやぶさ

  • 正直地球に帰ってくるまではやぶさの事はよく知らず、NHKの特集をみて何故か涙が止まらなくなり、映画化すると聞いてわくわくしていたのに諸事情により見ることができず、代わりに買ったのがこの本でした。

    そのため映画は見ていないのですが、映画のノベライズという事で期待して読んだのですが、その期待値が高すぎたのか、NHKで覚えた様な感動は余りありませんでした。

    はやぶさが地球に帰ってくる件が簡略されている気がします。そこで涙が止まらなくなったのに、個人的には残念でした。

    はやぶさにまつわるエピソードや苦労話は分かりやすく載っていると思います。そこは楽しめました。

    はやぶさ2は打ち上げられないのかなぁ。

  • はやぶさをめぐる科学者の生きざまを垣間見れて参考になった。「終わりの見えない探求が嫌なら科学者はやめるべき」「あんた目指すものは兄ちゃんの夢なの、あなたの夢なの、どっちなの。人の夢を追い掛けても続かないよ。」といった意味合いの言葉が心に残った。

  • はやぶさが旅した7年間―60億キロ

    映画化もされた感動の「はやぶさプロジェクト」
    『それでも君は、帰ってきた。』

    完全ノベライズ化!!

  • あの写真が見たくなる。

  • 映画を一足お先に試写会で観た。
    「完全ノベライズ」とはいかずとも、
    読み物としてはサラサラと読めて、映画の予習にもいいと思う。
    ただし、映画は必ず観ることをおススメする。
    映像と音楽が美しい宇宙に誘ってくれますよ。

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