霧の塔の殺人 (角川文庫 お 60-3)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年9月23日発売)
本棚登録 : 67人
感想 : 9件
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- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043944736
作品紹介・あらすじ
岩手県・雲上峠のベンチに生首が置かれていた。被害者は年商総額三十億にのぼる会社の経営者、地元の名士を残忍なやり方で殺害したのは誰か。次の殺害予告は県選出の国会議員に及ぶ劇場型殺人へと発展する!
感想・レビュー・書評
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「不利と思わず、弱者と思わず、ましてや虐げられていると思わず、まず今できることをやる。それしかないからね。そのうちできることも見えてくる。遠回りしてもその先に目指すものがあるって信じるのは、大切なことだと思わないか?一方井くんも、いつかどうしようもなくへこんだ時、希望は捨てるなよ。糸一本でも繋げておけ。そして夢ではなく、目標を持つんだ。」
面白いな〜。「村」ものはやっぱ面白いな〜。 -
240306
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入り組んでたけど、きちんと解決されててさっぱりしました。一方井さん可愛いな(笑)。一ページあたりの文字数が多くて読み応えがありました。
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ネタバレにならないように簡単に。
序盤から中盤は物語の視点が登場人物次々と変わってめまぐるしく感じるが、終息に向かって?いくと一気呵成に読み進めてしまう、構成力と筆力を感じる。さすが横溝正史賞受賞者作品だ。
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