ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 619
レビュー : 80
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944781

感想・レビュー・書評

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  • 時代小説初心者の私でも、言葉にそこまで詰まることなく、さらっと読めた。
    登場人物それぞれ個性が出ていて、面白かった。

  • あっさり・さっくり読める時代小説。
    時代小説特有の難しい言葉が少ないから、苦手な人でも楽しく読めそう。
    キャラクター一人ひとりが魅力的なのに、ちょっとさらっと流れすぎかなぁとも思いますが、全体のテンポがいいのでそこまで気にならないかも。
    個人的にはとても面白かった。
    続編があるようなのでそちらにも期待。

  • 久しぶりに新規で面白い本だった。

    ちょっと剣客商売思い出す。

  • 舞台が江戸のキャラ小説。時代背景とかは馴染みなかったけどあっさり読めるので、続きも読んでみようかな。主人公TUEEE系で話がめちゃくちゃ軽いのでしっかりと本を読みたい時には物足りないかも。

  • お侍様ものが読んでみたかったんですよ。
    しかし、
    ハードルが高くって迷ってるときに読みやすいですよ!
    と、
    オススメされたのがこの本でした。


    序・元和偃武
    1615年の大阪夏の陣
    うん、
    歴史の授業で聞いたことがあるかも?!
    徳川家康の影だったのが相馬二郎三郎元信
    うん。
    二郎なのとか三郎なのとかはおいておいて。
    お供のぽんぽこちゃん。
    見た目15歳くらい小娘が半妖怪ですって。


    一・後妻打ち
    時代小説を読んでて1番困るのが専門用語?
    後妻打ちって、
    字面を見れば意味はなんとなくわかるでしょうが、
    読み方が「うわなりうち」とかなかなかすんなり入ってこない。
    漢字はなんとかすんなり、
    時代背景がまだまだ良くわからんがイメージはできる。


    柳生の宗冬が扱いこなせてない家宝の柳生の大太刀。
    盗まれ、
    まさかのちょんまげちょうだいされちゃった?!
    そう、
    ちょんまげ、ちょうだいといえば相馬って、
    元和偃武の時から把握してるよ柳生さん。
    現在四代目の家綱の時代ですがちょんまげ、ちょうだいとは禍根があるのかしら?
    逆に?
    相馬の方はあれ以来貧乏。。。
    って、
    相馬小次郎はぽんぽこと暮らしてる?
    狸の妖怪ってどれほど長生きなんでしょうね。
    しかも、
    ごはん食べないとアカンのか。。。
    めんどい。
    妖怪でも飯を食わずとも生きていけるのならいいのですが、
    飯代がかかるのか。。。
    貧乏って大変。
    で、
    口入屋ってのが浪人に仕事くれるところ。
    フルキャストとかテイケイですかね?
    昔お世話になってた。
    つか、
    今でも日雇いバイトってできるのかな?
    で、
    ご飯と仕事を貰ってきたぞっと。
    ・・・。
    この頃から女装ってあるのか?
    女形ってやつはあるんでしょうけど女装。。。
    小次郎さんイケメン設定だからありなんでしょうね。
    で、
    後妻打ちのお仕事で知り合ったのが男装の丸橋弥生。
    男装と女装と妖怪。。。
    ファンタジーだね!
    で、
    弥生さん宝蔵院ってバガボンドの胤舜ですかね?!


    二・柳生の資格
    一応、
    仕事を終えて三両もらって、
    大好きなたまご焼きを貪るぽんぽこ!?
    ちなみに、
    三両っていくらくらいになるのかしら?
    って、
    調べたら1両4万とか10万とかばらばらですね。。。
    かぐりん換算で1両5万!
    1日で15万貰えるお仕事ならありじゃない?
    しばらく経って、
    寝っころがっていたら柳生の刺客に襲われる小次郎。
    つか、
    その刺客こと佐助。
    ぽんぽこに惚れて柳生を辞めて小次郎の隣に引越してきた。。。
    恋って盲目ね。。。
    で、
    ちょんまげ、ちょうだいに怯える道場主の護衛のお仕事。
    そこで、
    また弥生さんと再会する小次郎。
    そこで1ヶ月ほど勤務したら解雇ですよ。。。
    そば食って帰ろうとしたらちょんまげ、ちょうだいにでくわし、
    その正体が弥生っぽい?


    三・”ちょんまげ、ちょうだい”の正体
    丸橋忠弥の娘が丸橋弥生。
    気づきそうなもんじゃないか?
    で、
    由比正雪が丸橋忠弥を誘い倒幕しようとして失敗。。。
    それゆえ、
    丸橋弥生は罪人の子と言われるようになる。
    と、
    丸橋弥生は偽ちょんまげ、ちょだいっぽくない。
    で、
    口入屋の入れ知恵で男装を始めたんですか丸橋弥生さん。
    例の口入屋で、
    小次郎は以前一緒した善達さんの訪問を受ける。
    つか、
    なんで相馬小次郎=ちょんまげ、ちょだいってバレてるの?


    四・柳生新陰流、胡蝶斬り
    んー。
    善達に連れられて偽のちょんまげ、ちょうだいこと、
    柳生廉也と会う。
    で、
    柳生十兵衛三厳の息子さんですか。
    そんな話をしてるとそこに丸橋弥生が現れる。

    昔、
    柳生十兵衛三厳の窮地を救ったのが風魔小太郎が妹の蓮で、
    柳生廉也の母親らしい。
    柳生と風魔の暗殺部隊に狙われてたってこと?
    と、
    余談ですが、
    知らなかったけど、
    忍者って伊賀か甲賀ってイメージあったけど風魔が抜きんでてたんだ!
    で、
    柳生廉也の修行中に隻眼であった柳生十兵衛三厳は盲目になり、
    また柳生に追われることになった!
    で、
    善達はそんな柳生から柳生十兵衛三厳を慕ってて仲間になったらしい。
    そんな折、
    柳生廉也が病気になり、
    医者にかかってる時に柳生十兵衛三厳は殺されちゃったと。。。
    その時に盗まれたのが柳生の大太刀で、
    その後、
    柳生の大太刀を持ってる柳生宗冬が家を継いだと聞いたのだって。
    柳生十兵衛三厳を殺したのは柳生宗冬の暗殺者ってことかな?
    とりま、
    話を聞いて家に帰ってきた小次郎。
    ぽんぽこがたまご焼きを食べてる時に聞いたのは柳生廉也と丸橋弥生の声。
    ゴロツキに殺されそうになってます!
    もちろん、
    そこには相馬小次郎が現れる!
    と、
    思ったら弁慶かよ。。。
    でも、
    遅れてちゃんと到着の相馬小次郎さん。
    でも、
    ゴロツキを追っ払ったのはぽんぽこ。
    でっかい蛙に変化して追い返しましたとさ。


    五・ふたりの”ちょんまげ、ちょうだい”
    丸橋弥生がお前がちょんまげ、ちょうだいだろ!
    と、
    攻められてる時に、
    他の場所でちょんまげ、ちょうだい現る!
    なるほど、
    相馬小次郎と柳生廉也がちょんまげ、ちょうだいに成りすましたわけですか。
    これで、
    丸橋弥生の容疑も晴れると。


    六・柳生新陰流、柳陰
    柳生宗冬は柳生廉也を暗殺しようと試みる。
    ん?


    終・燕がくるり
    相馬小次郎とぽんぽこの活躍だったってことですね。
    これ、
    ぽんぽこが主役か?

  • 設定が面白い!ちょんまげ、ちょうだいの伝説と物語の中の事件が絡み合う。そこに柳生が関わっているとなれば、数多の剣豪小説を読んできたファンも楽しめる!また心から愉しめるシリーズが見つかって嬉しい限り

  • 戦乱の時代に徳川家康の影武者を務め、その剣術の強さから"ちょんまげ、ちょうだい"という異名で呼ばれた相馬二郎三朗、彼は大阪夏の陣を最後に姿をくらます。本作の舞台はそれから数十年後の平穏が訪れた江戸、その一角にある長屋の貧乏浪人が孫で、もはや平穏な時代には何の意味もなさない相馬蜉蝣流を受け継ぐ相馬小次郎、彼は毎日のように口利き屋に通い日銭を稼ぐ日々を送っていた。そしてそんな彼と一緒に住むのは見目麗しい娘ぽんぽこ、彼女の正体は祖父の時代から生きる半妖狸であった。
    ある日小次郎は巷で現れた"ちょんまげ、ちょうだい"の偽物の噂を聞き、この真相を知るために奮闘することになる。しかしこれには複雑な事情が絡んでいて、小次郎は面倒事に巻き込まれる。

     この作品は中々面白かった。どの登場人物も人物像がしっかりしていて読んでいて内容がするすると入ってきた。特にぽんぽこの性格が個人的に好ましく、半妖なのに人間臭さが所々で見られて可愛らしかった。次の巻にも期待したいと思う。

  • おおー。
    面白かった・・・。
    やっぱり前回読んだ「おにぎり、ちょうだい」は、やっぱりシリーズ途中やったんやな! と、改めて思えるお話やった。

    ・・・。
    で、その「おにぎり、ちょうだい」に、どうつながっていくのかとか、全然予想できひんねんけども・・・。

    (ほんまに大丈夫!?)

    江戸時代初期、四代将軍家綱のころの話。
    戦国時代に活躍した忍や侍が「祖父」の、時代で、まだまだ(肩書だけでない)武士がゴロゴロいるという時代背景。
    これが、かなり面白かった・・・。
    そういえば私、ファンタジー好きやもんね。
    戦国時代とか、めちゃめちゃファンタジーやんか。

    (あれをファンタジーというていいのかどうかは知らんが) あかんやろ

    蓮也と弥生の話はここで終わるよね・・・?
    小次郎とぽんぽこが、鬼麿とぽんぽこの関係よりちょっとキュンとしちゃうのはなんで(笑。ないないこの話にそれはない)。

    ようは、相馬一族の話なんだということは、わかった。
    せやけども「おにぎり」シリーズのほうがひつこいけど時間軸が過去になるからなあ・・・。

    でもって、相馬一族って何!?

    たぶん、そこの知識がもうちょっとあってから読むべきなんよね。
    相馬一族は実在してたのよね。
    この調子では東のほうの出自っぽいけど、でもって剣術に長けていたみたいやけど、・・・・・・まあ、史実の人物の物語ではないやろうから、そのくらいのテンションで楽しめば、いいか。

    それにしても・・・。
    この本は「時代小説」ではないと思うけれども、なんちゅうか日本の過去の話って、恋に落ちるのが急すぎるよね。
    ちゅうか、
    「あぁ、このへんでこの人とこの人は心を通わせちゃったわけね・・・」
    ちゅうシーンが、まったくないと思うんやけどそれは私の読解力の問題?

    今回も、十兵衛と蓮がフォーリンラブになった・・・、ちゅうか、蓮也が生まれたと一言書かれていたので

    「いつ、恋に落ちる間があったんやろ・・・?」

    とは、本気で思った。吊り橋効果?
    だって十兵衛はひん死の状態やし、蓮は蓮で・・・、突然の登場やったからなあ・・・。
    柳生と風魔ってそんな関係性、あったっけ・・・?

    わりとそういう細かいところは読み落としておりますが、とりあえず次作を読みます。
    とにかくこの世界観についていってるうちに、続きを・・・。

    (ついていけてる?)たぶん大丈夫面白いから

    (2015.12.26)

  • 読み始め…12.6.11
    読み終わり…12.6.13

    江戸時代を背景にしたコミカルミステリ。
    腹をすかせた美貌剣士小次郎と、町娘の姿をした狸の妖かしぽんぽこのコンビが口入屋で仕入れた妙な仕事を請け負ってはその日暮らしをしているというお江戸もののけ大活劇です。

    難しいことは抜きにして時には脱線。たまにはこんなつまみ食いをしてみるのも悪くないかも。

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著者プロフィール

1972年、千葉県生まれ。2010年『もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ』でデビュー、一躍人気に。「オサキ」シリーズのほかに「ぽんぽこ もののけ江戸語り」「ぽんぽこ もののけ陰陽師語り」「神田もののけ人情語り」「黒猫王子の喫茶店」シリーズなど。

「2021年 『作ってあげたい小江戸ごはん3 ほくほく里芋ごはんと父の見合い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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