ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り (角川文庫 た 62-1 ぽんぽこもののけ江戸語り)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年11月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043944781
感想・レビュー・書評
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設定が面白い!ちょんまげ、ちょうだいの伝説と物語の中の事件が絡み合う。そこに柳生が関わっているとなれば、数多の剣豪小説を読んできたファンも楽しめる!また心から愉しめるシリーズが見つかって嬉しい限り
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ちょっと仕事が重たそうな時期に手に取ったものだから、ライトな語り口かつ新鮮な題材を期待して読み、それらは概ね叶えられたので満足。
巻末に次巻の刊行予告があるからはじめからシリーズものを想定しているのは明らかで、そのためなのか終盤になってもののけモノらしい展開が出てくるが、まだ手の内は明かさないというか、どういう術を誰がどんな風に掛けたかを明記せず、術にかけられた側の語り手に切り替わっている。
ところで、最終盤までぽんぽこの素性が狸だと気付かないキャラクターが出てくるのだけれど、いや流石にそれは…名前と会った場所でなんとか…ねぇ。 -
時代小説初心者の私でも、言葉にそこまで詰まることなく、さらっと読めた。
登場人物それぞれ個性が出ていて、面白かった。 -
あっさり・さっくり読める時代小説。
時代小説特有の難しい言葉が少ないから、苦手な人でも楽しく読めそう。
キャラクター一人ひとりが魅力的なのに、ちょっとさらっと流れすぎかなぁとも思いますが、全体のテンポがいいのでそこまで気にならないかも。
個人的にはとても面白かった。
続編があるようなのでそちらにも期待。 -
久しぶりに新規で面白い本だった。
ちょっと剣客商売思い出す。 -
名を語っていたのは。
まともに働き暮らしていこうと思えば、十分な実力を持っているのではないのだろうか。
偽物を放っておくことは出来ただろうが、知り合いに疑惑をかけられては無視もできないだろう。 -
キャラクターもそうだが、話が決定的に薄い。
読むのに時間がかからないが、後には特に残るものがない。 -
舞台が江戸のキャラ小説。時代背景とかは馴染みなかったけどあっさり読めるので、続きも読んでみようかな。主人公TUEEE系で話がめちゃくちゃ軽いのでしっかりと本を読みたい時には物足りないかも。