ひだまりゼリー (角川文庫)

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  • 角川書店 (2011年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784043944835

作品紹介・あらすじ

あのころ、私はひだまりのように温かな家族の愛にふるふると包まれて、世界を見ていたの……人気声優にして、児童書作家としても活躍する浅野真澄がみずみずしい筆致で描く、幼い少女時代の物語。

みんなの感想まとめ

心温まる家族の愛や思い出を描いたこの作品は、幼い少女の視点から、日常の中にある小さな幸せを優しく紡いでいます。表紙やタイトルが印象的で、読者はまるでひだまりのゼリーに包まれるような穏やかな気持ちに浸る...

感想・レビュー・書評

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  • 最初、表紙の写真ときれいなタイトルにとても惹かれ購入しました。
    内容も、本当にひだまりのゼリーに柔らかく包まれているようで
    読後もとてもぽかぽかとした気持ちになりました。

    私自身がとてもおばあちゃん子なので
    作者のおばあさんとのお話のところでは
    読んでいて共感というか・・・
    なんとも言い難い不思議な、温かい感覚を思い出しました。

    私自身買って良かったと思うし、この本に出会えてよかったとも思いますが
    友人に貸した時の反応がかなりまちまちだったので
    好きな人は好きな、読む人を少し選ぶ本なのかなぁと少し思いました。
    一概にそうとは言えないですけど・・・。

    けれど読んでみないことには始まらないし、個人的にはとてもお勧めです。

  • 直筆メッセージ付き。メッセージも素敵。

  • 声優・ラジオパーソナリティで、現在童話作家としても活躍する著者が、子供時代や家族のことを綴ったエッセイ集。瑞々しく、温かで微細にわたる書きぶりは、今へつながる著者の人間観察の歴史をも物語る。

    鹿児島大学 : つちもち

  • ダ・ヴィンチの連載をきっかけにこの本を手に取ったが、正直文章が稚拙に感じられた。しかし、文庫版あとがきの文章は明らかに上達しているので、改めて最新作を読んでみようと思う。

  • 読んだのは少し前なのですが、あさのますみさんのやわらかくてやさしい文章がとても良かったです。表紙のキャベツかぶった赤ちゃんも愛らしくて好き。あとがき(だったかな?)に書いてあるキャベツをかぶってる理由もまた可愛くて胸がほわっとしました。

  • 書評を読んで興味を持ち、昨年の秋に買ったのですが、電車の中で読もうと思って通勤カバンに入れたまま先日まで忘れていました^^;
     
    なんとなく懐かしい感覚を抱かせてもらえるエッセイです。 しかし、向田邦子さんもそうですが、子供の頃のなんでもないちょっとした記憶(と言うより感覚)を良くここまで微細に覚えているなぁ。。。 

    私は大事件とか嫌なことしか覚えていません@@;

  • 享受してきたあたたかさを、出来るだけ、そのままの温度で伝えようとする誠実な文章に、それだけでもう、涙が出た。

  • 読むと前向きな気持ちになれる、優しいエッセイです。

  • 声優であり、作家である浅野真澄さんのエッセー集。

    家族をテーマに心温まる話が詰まってます。

    文体は読みやすく、話も分かり易いです。

    評判がかなりいいので見てみたが、個人的にはそこまでだったかなぁ。

  • 愚弟より拝借。
    生い立ちや生まれた年代は全く違うのに、
    すごく共感できたり、じんわりしたり、
    ステキなエッセイでした。

    (追記)
    実家から離れたら、実家の有難さや優しさがわかったのだけど、
    この本は、「思い出させてくれる何か」を、
    たくさん秘めてる本だなぁと。

    亡くなった祖母のこと、実家にひとりでいる母のこと、
    くだらないことしあった弟、遊んだ友人たち、
    100円握りしめていった向かいの駄菓子屋、
    バカボン、公園、夕日、下校の音楽、
    そんなものがいくつもフラッシュバックして、
    ぎゅって抱きしめてあげたくなるのだ。

    忘れてもいいのだと、そう書いてあった。
    覚えていることも大事だけれど、
    たまに引き出しを開けて、思い出を取り出して、
    眺めてあげることも、きっと大事なのだ。
    それでいいのだ、きっと。

  • ひだまりゼリー読んだ。とにかく不覚だった。
    あからさまな美談では無い分とても身近に感じて自分の中にすっと入ってくるみたい。
    あと話が時系列順じゃなくてあたかも記憶の中から自然と溢れてくるようで懐かしさすら覚える。
    普段からは想像もつかない内容。不覚。

  • 読後感がとても良かったです。自分、家族や自分の周りにいた人たちとの何でもないだけどキラキラした思い出の数々を、シンプルに、直接心の奥に語りかけられてるような文章で書かれてます。思わず笑ってしまう話、思わずほろりとさせられる話、ドキッとする話など、本当に誰にでもあっただろう記憶のカケラ達です。読み終わったら、きっと自分の家族との時間を思い返してしまう、そんな1冊でした。表紙のキャベツを被った赤ちゃんにもちゃんと意味があります。気になる人はぜひ読んでみてください。

  • やわらかくてやさしくて澄んでいて、読んでてほっこり。
    大切にしたい本。

  • エッセイ。 イイハナシダナー

  • 祖父の中では孫なんだ、と言うのが響いた。
    爺ちゃんが相撲や一緒に寝たがったのを思い出し、嫌がったりしてゴメンと懐かしさと痛みを覚えた。
    読んだ人に思い出を喚起させる、よいエッセイだった。

  • ラジオのイメージとはまるで違う繊細な文章を書く人なんだなー
    心が暖かくなりました。

  • 主に幼少時の思い出を綴ったエッセイ集。

    「カレンダー」のおばあちゃんの留守電「……ますみ、元気だか?」にちょっぴり切なくなったり。
    「ブルーヒップ」のドラクエIIIの冒険の書が三つとも消えてしまったことににやにやしたり。
    「祖父との思い出」でお見舞いに行くとおじいちゃんが必ず幼児番組を見ていた理由にほろっと涙が出てきたり。

    春に就職してから、毎日の仕事に精一杯でした。このエッセイ集は著者の思い出ですが、読んでいて私も似たようなことをしていたなとか、自分自身の小さな頃のなんでもない、だけど大事にしたいことを思い出すきっかけにもなりました。ほっこり温かい気持ちになれました。

    巻末には著者が執筆活動をするようになった経緯・苦悩が「少し長めのあとがき」としてあります。それらによって、エッセイ集が美しい思い出だけで終わらず、厚みのあるものとして感じられました。私も「どうしても向かってしまう特別な場所」を見つけていきたいと思います。

  • エッセイ教室のお手本のようなエッセイ集。誰に読んでもらいたいのかよくわからないがよく言えば万人受けする内容。ね、いい話でしょ? あったかい気持ちになるでしょ? ね? ね? と言われてる感じがする。そういうのが好きな人はどうぞ。文章はとてもきれいです。

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著者プロフィール

秋田県生まれ。『ちいさなボタン、プッチ』で、第13回おひさま大賞童話部門最優秀賞、『まめざらちゃん』で、第7回MOE創作絵本グランプリを受賞。絵本に「アニマルバス」シリーズ、『トイレこちゃん』(ポプラ社)、『はるってどんなもの?』(小学館)などがある。また、浅野真澄名義で声優としても活躍、多数の出演作を持つ。

「2022年 『おおきなおさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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