動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実 (角川文庫)

著者 : 井沢元彦
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2016年5月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044000059

作品紹介・あらすじ

ペリー来航から明治維新を経て進んでいく幕末の動乱には、現代にも通底する特異な思想と、日本を繰り返し滅亡の危機に追い込んできた要因が凝縮されている。  なぜ「ペリーは突然やってきた」が歴史常識になったのか? なぜ攘夷派は目の前の現実を無視し続けたのか? なぜ明治革命でなく明治維新なのか? 正論を封殺する言霊信仰や平和念仏主義、朱子学の猛烈な副作用――。  そして幕府の危機管理システムはなぜ崩壊したのか?  歴史を戦乱で読み直す、待望のシリーズ第2弾!

動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 徳川家康は稀代の危機管理の天才だった。

    それはある意味当然だろう。幼少時から人質の身となり、桶狭間で今川義元が討たれると、織田の元で独立を果たして同盟者となったとは言え、その実、家臣のような扱いであり、正室と嫡男を自害させられ、挙句、本能寺では暗殺されかけたのだ。

    その家康が叡智を絞り、仮想敵国である長州と薩摩が徳川家に反抗出来ないシステムを作りあげた。

    物理的には街道沿いの城の配置による薩長の進軍の防止、人心的には朱子学による祖法の遵守である。
    ただ、その天才家康をもってしても、幕末に朱子学が徳川家自らの首を絞める事になるとは、予想出来なかったということだ。

    幕府創設からの家康の思考を読み解くと、幕末がより理解できる。

  • 20160729読了

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