大学・中庸 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)

著者 : 矢羽野隆男
  • KADOKAWA/角川学芸出版 (2016年2月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044000103

作品紹介・あらすじ

『大学』では、国家の指導者を目指す者たちは、単に学問を身につけるだけでなく、自己をよく修養し、徳を身につける必要があることを説く。
『中庸』では、人間の本性とは何かを論じ、いわゆる「中庸の徳」(いかなる場合でも、感情が動く前の偏りのない静かな状態である「中」を守ることのできる徳のこと)を説く。

本書では、初心者でも抵抗なく読めるよう、活字は大きく(本文14級)、読み下し文は総ルビとし、一語一語の解釈を学ぶのではなく、現代語訳で全体の意味を理解できるようにした。

目 次
『大学』『中庸』解説
大学
1 『大学』のエッセンス――経の一章
   ■コラム1 二宮尊徳の読む本は何?――『大学』にもとづく実践哲学
2 明徳を明らかにするとは(釈明明徳)――伝の第一章
3 民を新たにするとは(釈新民)――伝の第二章
   ■コラム2 二宮尊徳の道歌――和歌で説かれた『大学』『中庸』の教え
4 至善に止まるとは(釈止至善)――伝の第三章
5 本末とは(釈本末)――伝の第四章
6 物に格りて知を致すとは(釈格物致知)――伝の第五章
   ■コラム3 朱子の「格物補伝」
7 意を誠にするとは(釈誠意)――伝の第六章
8 心を正し身を修めるとは(釈正心修身)――伝の第七章
   ■コラム4 王陽明の『大学』説
9 身を修め家を斉えるとは(釈修身斉家)――伝の第八章
10 家を斉え国を治めるとは(釈斉家治国)――伝の第九章
   ■コラム5 帝王学の教科書から現実政治の書へ
11 国を治め天下を平らかにするとは(釈治国天平下)――伝の第十章
   ■コラム6 『大学』にもとづく江戸の経世論――熊沢蕃山の『大学或門』
     中庸
1 『中庸』思想の原点――第一章
   ■コラム7 懐徳堂の『中庸錯簡説』
2 孔子の説く中庸――第二章~第十一章
   ■コラム8 『中庸』と郭店楚簡「性自命出」と
3 広大明白な現象(費)と隠微な原理(隠)――第十二章~第二十章
   ■コラム9 霊魂は存在するのか――『中庸』の鬼神章をめぐって
4 孔子が哀公に説く政治論――第二十章
   ■コラム10 日本人の心性に合った「誠」
5 子思の説く誠――第二十一章~第三十二章
    誠よりして明らか、明らかなるよりして誠(第二十一章)/至誠の聖人は天地と6 結び――『詩経』の言葉とともの――第三十三章
   ■コラム11 漱石『それから』のキーワードとなった『中庸』

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