英傑の日本史 智謀真田軍団編 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
3.54
  • (0)
  • (7)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 62
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044000134

作品紹介・あらすじ

武田・上杉・北条ら大勢力の狭間を生き延び、信長・秀吉・家康たち天下人を向こうに戦い抜いた、真田一族の智謀とは。武田信玄の教師であり生徒でもあった幸隆。主君が間抜けだったが故に、図らずも「表裏比興」の戦国大名となった昌幸。大坂の陣で野戦と籠城戦を戦い、「日本一の兵」と称された万能戦士・幸村――真田軍団が繰り広げた死闘と謎多き実像に肉薄。敵味方が錯綜する戦国のドラマを、独自の史観で照らし出す!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 真田三代!
    幸村が有名だが祖父幸隆や昌幸の業績も大きい。
    吉田学校ならぬ武田学校は凄いと改めて実感。

  • タイトルから予想される内容と違い、真田家が活躍した時代背景や、周辺の大物の動きの解説がほとんどで、期待した真田家の深堀りは見られなかった。
    タイトルが異なれば印象も違うかもしれない。

  • 資料がないから、そういうことはなかったという姿勢とは一線を画しながらも、リアリストである作者が、真田軍団という伝説めいた武将たちを扱うのに興味を持った。武田信玄から説き起こし、いかに真田がすごいかを丁寧に説明している。真田ファンだが、本当にあったの?という、やや疑いももっていたのだが、これを読んで安心しました。歴史上の人物にあまり好きとか言わない作者だが、真田への愛情が感じられた。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1954年、名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社。報道局在職中の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念。独自の歴史観からテーマに斬り込む作品で多くのファンをつかむ。著書は『逆説の日本史』シリーズ(小学館)、『英傑の日本史』『動乱の日本史』シリーズ、『天皇の日本史』、『お金の日本史 和同開珎から渋沢栄一まで』『お金の日本史 近現代編』(いずれもKADOKAWA)など多数。

「2023年 『絶対に民主化しない中国の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井沢元彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×