世界の名作を読む 海外文学講義 (角川ソフィア文庫)

  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044000370

作品紹介・あらすじ

時を超え、世界中で読み継がれる文学の古典は、
21世紀を生きる私たちにとってなお身近な感覚や切実な問いを突きつけている。
『ドン・キホーテ』『罪と罰』『ボヴァリー夫人』『失われた時を求めて』などの
大作から、チェーホフやカフカ、メルヴィルの短篇まで、
フィクションを読む技法と愉しみを知りつくした4人が徹底解説。
放送大学でロングラン9年の大人気講義に
原典の名訳・新訳を交えて再構成した、海外文学案内の決定版。


 [目次]

 編者まえがき (工藤庸子)

1. セルバンテス 『ドン・キホーテ』 (工藤庸子)
2. 昔話――シャルル・ペローとグリム兄弟 (工藤庸子)
3. ダニエル・デフォー 『ロビンソン・クルーソー』 (工藤庸子)
4. シャーロット・ブロンテ 『ジェイン・エア』 (工藤庸子)
5. ドストエフスキー 『罪と罰』 (沼野充義)
6. チェーホフ 『ワーニカ』『かわいい』『奥さんは小犬を連れて』 (沼野充義)
7. フローベール 『ボヴァリー夫人』 (工藤庸子)
8. フローベール 『純な心』 (工藤庸子)
9. ハーマン・メルヴィル 『書写人バートルビー』 (柴田元幸)
10. マーク・トウェイン 『ハックルベリー・フィンの冒険』 (柴田元幸)
11. ジュール・ヴェルヌ 『八十日間世界一周』 (工藤庸子)
12. フランツ・カフカ 『変身』 (池内紀)
13. フランツ・カフカ 『断食芸人』 (池内紀)
14. 女性と文学――ヴァージニア・ウルフとコレット (工藤庸子)
15. マルセル・プルースト 『失われた時を求めて』 (工藤庸子)
16. イタロ・カルヴィーノ 『魔法の庭』『楽しみはつづかない』『ある夫婦の冒険』 (工藤庸子)

 編者あとがき (工藤庸子)

感想・レビュー・書評

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  • もっと作品論が読みたくなった。
    この授業のテストはすごいな。採点体制もゴージャス。

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    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00233158

  • 短くまとまっていて読み易し。

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著者プロフィール

フランス文学、ヨーロッパ地域文化研究。東京大学名誉教授。著書に、『ヨーロッパ文明批判序説──植民地・共和国・オリエンタリズム』『近代ヨーロッパ宗教文化論──姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』『評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ──フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母』(いずれも東京大学出版会)、『政治に口出しする女はお嫌いですか?──スタール夫人の言論vs.ナポレオンの独裁』(勁草書房)。訳書に、『いま読むペロー「昔話」』訳・解説(羽鳥書店)、コレット『シェリ』(岩波文庫)。編著に『論集 蓮實重彥』(羽鳥書店)、共著に『〈淫靡さ〉について』(蓮實重彥、羽鳥書店)。他、多数。

「2019年 『女たちの声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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