米原万里ベストエッセイ (2) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 75
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044000769

作品紹介・あらすじ

「読むのは危険です。特に忙しいときは」――斎藤美奈子(本書解説より)

「こ、こ、こっれがなくっちゃ、ルルルロシア人はルルルロシア人じゃない。ゴッルバチッョフの野郎、そこのところが分かっちゃいねえんだ!」
(エリツィン「酒を飲むにもほどがある」)。
幼少期をプラハで過ごし、世界を飛び回った目で綴る痛快比較文化論、
通訳時代の要人の裏話から家族や犬猫たちとの心温まるエピソード、そして病と闘う日々の記録――。
読者を愉しませ続けた天才・米原万里ワールドがここにある!

感想・レビュー・書評

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  • 国際化とは?平和とは?米原万里の視点は、忘れていたものを気づかせてくれる。世の中の風潮に惑わされず、軸を持ち、自ら考えることが如何に大切か。

  • ベストエッセイの第2巻で、第1巻に引き続き外国生活や通訳業に携わりながらの抱腹絶倒の話、文化の違いに大きく気づかされる話が掲載されている。

    どのエッセイも面白く含蓄に富んでいましたが、特に印象に残ったのは、ロシア語の能力を鍛えてくれることになった図書室の先生とのやり取り、そして、とんでもなく不味い「旅行者の朝食」という缶詰の話だった。

    通訳という仕事をしながら接することになるのは人や文化なわけで、米原さんの観察にかかると、面白さが見事に増幅される。

  • 米原節炸裂!

  • 2016年5月25日購入。

  • ただおもしろいだけじゃなく、考えさせられることも多々あり。話の奥深さが読みごたえのあるものにしている。どの話も筋の通った著者の考えが伝わってきて、毎日ヘラヘラと過ごしてる自分を反省…。

  • もう米原万里が止まらない。

    マリさんが生きてた時代と今と、なんら成長していないこの国。

    いつものシモネッタ系も炸裂してますが(そういうところも大好き!)今回は「国家機密の隠し方」でちょいと感じたことを書きました。↓

    http://zazamusi.blog103.fc2.com/blog-entry-1301.html

  • 米原万里、すげーww
    ベストエッセイ集なので、そりゃ面白いとこどりなんだろうけど、いろんな素材がごっちゃと詰まっていて、笑ったり、考えさせられたり、ついてくのが大変ww
    下ネタをこよなく愛することで有名って!www
    ⅠとⅡと並行して読んじゃったので、どっちに度の話が入っていたのかわからなくなっちゃったけど、ダジャレに苦労するあまり固執してしまうのにも笑うww
    小説の中に出てきた美味しいものを食べすには済ませられないのもステキw 私もその気があるけど、夜中じゃあきらめちゃうもんなぁ~!
    しかも姉妹揃ってというのがまたすごいw
    そのうち小説も読んでみなくちゃね!!!

  • 2016年6月29日、図書館借り出し
    既に読んだものばかりなのに、また読み返して笑って、感心してしまう。米原万里って方は、本当に凄い方だったと、今更ながら思ってしまう。橋本龍太郎がホテルの部屋で襲いかかった話は、さすがに本人は書かなかった。糞な下半身馬鹿は、見事未遂に終わったのが、ある意味痛快。

  • 没後十年記念企画の一つ。なつかしく何度読んでもおもしろいエッセイ、一度は読んだことがある文章ばかりなのに途中でやめるのが難しい。巻末に初出/所収一覧があり、どれもすべて文庫版になっているので、入門者は気に入ったものから芋づる式にオリジナル作品に出会える。
    冒頭の「ドラゴン・アレクサンドラの尋問」は語学&読解教育の勘所を押さえてみせた印象深い一編。個人的には「鎖国癖」「疎外の極致」が印象深く、しめくくりは壮絶な闘病の一端を垣間見せる「身内の反乱者」そして父親っ子だったんだなとほほえましく読める「私のお姫さま歴」。
    解説は斎藤美奈子。

    このベストエッセイ集の選択と配列はだれの仕事なんだろうな…

  • Ⅰ に引き続き

    深い見識と稀有な経験値によって生み出されるエッセイだ

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プロフィール

1950年、東京生まれ。翻訳家、エッセイスト、小説家。『不実な美女か貞淑な醜女か』で読売文学賞、『?つきアーニャの真っ赤な真実』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2006年没。

「2016年 『こんがり、パン おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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