太宰と安吾 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 70
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044000868

作品紹介・あらすじ

無頼派といえば、坂口安吾、太宰治、そして檀一雄。昭和という時代を駆け抜けた彼らの生き様がよくわかる。合間に垣間見える昭和文壇の人間関係も面白い。よくも悪くも濃密な時代感が漂っていて、それが現代に足りないものを示唆しているような気がしてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 彼らについての短い評論の寄せ集め。
    下世話なことは、本当の友達だったゆえに書きたくなかった、書けなかったのだろうが、
    もっと暴露話を!と期待してしまった。

  • 太宰と安吾とありますが二人の関係性とかについてではなく、個々の話です。

    知らない話もあったのでとても興味深く読めました。
    ただ、重複してる話がだいぶ多くページ数ほどの情報量はないかなという感じはします。

  • 二人の人となりが分かる、貴重な一冊。
    文豪仲間との関係性も非常に面白かった。

  • 太宰、安吾、檀・・・表紙に3人の名前が並んでいるだけでシビレますね。
    太宰治や坂口安吾についての思い出話にとどまらず、ここには昭和の一時代が描かれています。本文中に出てくる同時代の作家や詩人も錚々たる面々で、そのエピソードを知るにつけ、エ・コールド・パリの画家たちと重なって見えてしまいます。とくに両氏の場合は、自らの生きざま、死にざまが作品に色濃く表れていることは勿論なのですが、死をもって自らの芸術を完成させたところも似ていますね。
    デカダンとか無頼派といわれた人たちは、ただ単に背徳的で倦怠におぼれた生活をしていたわけではなく、彼らには彼らなりの苦悩が勿論あって、むしろそれは純情、純潔性の表れであったのかもしれないという気がします。わたしたちがデカダンスに心惹かれるのは、その退廃的な側面だけでなく、病的なまでの感受性に魅了されてしまうからなのではないでしょうか。


    べそかきアルルカンの詩的日常
    http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
    べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
    http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

  • それぞれの作家にまつわる色々な文章を集めたものだから重複が多いのが玉に瑕だけど、当時の作家の生活とかがなんとなく伝わる感じはいい。好きな花聞かれた時の太宰のリアクションが最高だった。

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著者プロフィール

1912年、山梨県生まれ。東京帝国大学経済学部在学中に処女作『此家の性格』を発表。50年『真説石川五右衛門』で直木賞受賞。最後の無頼派といわれた。文壇きっての料理通としても有名。主な著作に、律子夫人の没後に執筆した『リツコ その愛』『リツコ その死』のほか、『火宅の人』『檀流クッキング』など。1976年死去。

「2016年 『太宰と安吾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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