増補版 江戸藩邸物語 戦場から街角へ (角川ソフィア文庫)

  • KADOKAWA (2016年6月18日発売)
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 37
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784044001339

作品紹介・あらすじ

戦乱の世から「徳川の平和」へ。十七世紀後半、幕府や他藩との関係に神経をとがらせる江戸藩邸では、武力の抑制と紛争の回避が最大の優先事項だった。あわせて多くの改革が行われ、遅刻・欠勤、飲酒、そして道の正しい歩き方まで、藩邸の作法が定められていく。しかし、武士にも男(戦士)としての意地がある。「勇ましく戦う者」から「勤勉に仕える者」へと変貌を迫られた武士たちの、悲喜こもごものドラマを描き出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    「戦乱の世」から「太平の世」に移り、武士という存在も「戦場で戦う戦士」から「主君へと仕える者」へと変貌を迫られたのであるが、本書では変化による様々なドラマが書き出されている。

    内容は各テーマ毎に分かれており、面白く、読みやすい。

    特に面白いと感じたのは水戸から江戸の職人の弟子となった少年が外出した所、師匠の住所を忘れ、迷子になったため親類が奉公している藩邸を訪ねたと言う話だ。

    しかも、少年は親類が水戸藩邸に奉公していると思い、訪問したが親類は守山藩邸に奉公しており、水戸藩の足軽が少年を連れて、守山藩邸に連れて行ったというのが本文にも書かれているように微笑ましいと感じた。
    ※守山藩は水戸藩の支藩

  • この人の著作物は衆道が付いてくる

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

氏家 幹人(うじいえ・みきと)
1954年福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。歴史学者(日本近世史)。江戸時代の性、老い、家族を中心テーマに、独自の切り口で研究を続けている。著書に『大名家の秘密』(草思社)、『かたき討ち』『江戸人の老い』『江戸人の性』(いずれも草思社文庫)、『増補版 江戸藩邸物語』(角川ソフィア文庫)、『武士道とエロス』(講談社現代新書)、『江戸の少年』『増補 大江戸死体考』(いずれも平凡社ライブラリー)、『不義密通』(洋泉社MC新書)、『サムライとヤクザ』(ちくま文庫)などがある。

「2021年 『文庫 江戸時代の罪と罰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

氏家幹人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×