- Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044001414
作品紹介・あらすじ
昭和の剣豪小説家たちのバイブルとなった名著、待望の復刊! 「大家」上泉和泉守・柳生但馬守、次点の「名人」塚原卜伝、第三の「上手」小野忠明・宮本武蔵……。剣・槍・長刀にいたるまで、武術名人の話が次々に登場。達人が伝授した秘訣で素人が勝負に勝つなど、驚くべき逸話も満載。幅広い歴史書を元に、いまも語り継がれる剣豪・武術家伝説がどのように作られたのか、一覧できる貴重な資料。巻末に登場人物の索引付き。
感想・レビュー・書評
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通勤途中で読みかけの本が終わってしまったので、手近の本屋で入手。
剣客小説を書くにあたっての資料の覚書。もっと色々ありそうに思うが、実話はそれほどないのかもしれぬ。
大菩薩峠をいつかは読んでみようかと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おおかた江戸時代の剣客、流派のエピソードを古書から拾ってきたものだが、柔術家や弓使い、明治時代の逸話や、最後の方には時代をさかのぼって鎮西八郎為朝、那須与一なんかも出てくる。
それぞれ面白いのだけど、同じような話が多いので次第にお腹いっぱいになった。兵法者の逸話の類型があるんだろう。
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著者プロフィール
中里介山の作品





