自閉症の僕が跳びはねる理由 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.14
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本棚登録 : 1682
レビュー : 141
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044001506

作品紹介・あらすじ

「僕が跳びはねている時、気持ちは空に向かっています。空に吸い込まれてしまいたい思いが、僕の心を揺さぶるのです」(本文より)
人との会話が困難で気持ちを伝えることができない自閉症者の心の声を、著者が13歳の時に記した本書。障害を個性に変えて生きる純粋でひたむきな言葉
は、当事者や家族だけでなく、海をも越えて人々に希望と感動をもたらした。世界的ベストセラーとなり、NHKドキュメンタリー「君が僕の息子について教えてくれたこと」でも放映された話題作、待望の文庫化!
デイヴィッド・ミッチェル(英語版翻訳者)による寄稿を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「自閉症」という言葉をそのまま捉えると、「自ら心を閉ざす病気」というように聞こえる。私も大まかはそんな理解だった。しかし、一つの映画をキッカケに本書を読んで認識は大きく変わった。

    いまイギリス発のドキュメンタリー映画が、全国で順次公開されている。「僕が跳びはねる理由」(ジェリー・ロスウェル監督作品)。世界5人の「自閉症者」を取材して、東田直樹原作の内容を映像で「証明」した作品である。

    ずいぶん前から東田直樹さんのエッセイはビッグイシューで読んでいた。それなのに、それは普通の若者の文章で、彼はどれだけ重度の「自閉症者」なのかを私は認識していなかった。
    「大きな声はなぜ出るのですか」
    「いつも同じことを尋ねるのはなぜですか」
    「どうして目を見て話さないのですか」
    「声をかけられても無視するのはなぜですか」
    「跳びはねるのはなぜですか」
    「どうして耳をふさぐのですか」
    この数倍ある疑問のひとつひとつに、13歳の東田さんは「理路整然」と、自閉症者として答えている。そのこと自体が、私の見ていた自閉症者の実態が、その心の中では全く違っていたことの証明だった。私は間違っていた。

    映画は、先ずは自閉症者が見る世界を映像として見せる。79pで東田さんは言っている。
    「みんなは物を見るとき、まず全体を見て、部分を見ているように思います。しかし僕たちは、最初に部分が目にとびこんできます。その後、徐々に全体がわかるのです」
    だとしたら、私たちの認識とは全然別のものになるだろう。そして世界は、なんと美しく見えるのだろう。部分が美しすぎて、それが気になって、隣の人の言葉なんか聞こえなくなるのも当然だ。

    「(僕が同じことを尋ねるのは)みんなの記憶は、たぶん線のように続いています。けれども、僕の記憶は点の集まりで、僕はいつもその点を拾い集めながら、記憶をたどっているのです」
    これは衝撃的だ。映画では、随分前のことがほんの一瞬前のように感じることを映像として見せていた。ベッドで飛び跳ねている場面に、海で嬉しくて全く同じように飛び跳ねているフラッシュバックがつくのです。脳がそうなっているとはいえ、私たちの見る世界とはやはり違う。

    じゃあ知的思考はできないのか?できるということは、この本が明確に証明している。文字盤、やがてはPCのキーボードで、彼は思考も会話もできるようになったのである。東田さんだけが特別なのではない。映画では、アメリカの男女の幼友達が、かなり高度な会話をしていた。

    自閉症についてどう思いますか?
    この質問に対して東田さんは以下のように答えている。少し長いが書き写す。教えなければ、誰がこの文章を13歳の男の子が書いたと思うだろうか?いや、そんなことが凄いのではない。私は、もしかしたら世界的に重要な哲学的発見を読んだのかもしれない。自閉症説明を超えて人類の本質を示唆しているのではいか。
    「僕は、自閉症とはきっと、文明の支配を受けずに、自然のままに生まれてきた人たちなのだと思うのです。
     これは僕の勝手な作り話ですが、人類は多くの命を殺し、地球を自分勝手に破壊してきました。人類自身がそのことに危機を感じ、自閉症の人たちを作りだしたのではないでしょうか。
     僕たちは、人が持っている外見上のものは全て持っているのにもかかわらず、みんなとは何もかも違います。まるで、太古の昔からタイムスリップしてきたような人間なのです。
    僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとっての大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。」

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      kuma0504さん
      ちょっと知らない間に東田直樹の本が結構な数に!
      それだけ認知度が高まっているってコトですね。
      kuma0504さん
      ちょっと知らない間に東田直樹の本が結構な数に!
      それだけ認知度が高まっているってコトですね。
      2021/06/19
    • kuma0504さん
      東田直樹さんのFCを疑うかなり真剣なネットユーザーからのツイート来ました。
      それなりに調べましたが、藪の中です。
      でも、10数年本が出ている...
      東田直樹さんのFCを疑うかなり真剣なネットユーザーからのツイート来ました。
      それなりに調べましたが、藪の中です。
      でも、10数年本が出ていることは、それなりに検証されているのだと判断しています。
      2021/06/19
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      kuma0504さん
      そう言う話があるんだ、、、知りませんでした。
      ちょっと調べてみます(だから何?の話になりそうですが)
      kuma0504さん
      そう言う話があるんだ、、、知りませんでした。
      ちょっと調べてみます(だから何?の話になりそうですが)
      2021/06/20
  • いつだったか、どこかの誰かが「人の心の中には地球の外と同じように宇宙が広がっている」と書いてあったのを思い出した。
    一見、近よりがたい、声をかけることを躊躇してしまいそうな、もし話しかけても通じなかったらどうしよう、となりそうな自閉症スぺクトラムの方にも広大な宇宙が広がっているんだ、と教えられた。
    想像しがたいくらい苦しく、辛いのに、泣けてくるほど優しい。

    一問一答形式で読みやすく、パラっとめくって1ページ読むだけで新たな視点が開ける。
    「こんなときこう感じてたんだ」
    「意味不明に見える行動にこんな意味が」
    もちろん、解説でデヴィッド・ミッチェルさんが書いているように、「彼は導師ではない」ひとりの人間だから、すべての自閉症スぺクトラムの方にあてはまるわけじゃないと思うけど。

    タイトルの『自閉症の僕が跳びはねる理由』も書いてあるのだけど、私は自分が子どもの頃に感じた思いに近いものを感じ、懐かしくて懐かしくて...。
    他の感覚も「全く分からないではない」気分にさせられるのは、東田さんの文章力と「他の人の感覚で分かるように書いている」というバランス力の賜物だろうか。

    皆さんに読んでもらいたいけど、『誰か』を『お世話しなくちゃならない』という立場の方にもおすすめ。

    この本はブクログのレビューで知りました。
    書いてくださった方、ありがとうございました。

  • 自閉症を有する著者東田さんが13歳のとき書かれた本。ある時期からマスコミのあいだで、自閉症、発達障害についてとりあげられるようになった。そんなとき、書店の平台に積まれた本書と目が合った。
    人と話をしようとすると言葉が消えてしまう。言葉を使う能力を奪われた。それは、頭の中の思考を司っている編集者が、何も言わずに出て行ってしまう。と。
    著者は会話によるコミュニケーションは、ほぼ難しく。ご本人の努力により、文字表の上に直接言葉を綴ることができるようになられた。
    この本には、有名な医師や関係者ではなく、東田さん自身が自分からの世界を語っている。
    私(たち)がふだん自閉症のかたに持つ理解が難しい疑問(あえて触れないところ)に一つ一つ解説しておられる。
    冒頭(はじめに)にこうあった。自分が障害を持っていることを、僕は小さいころは分かりませんでした。どうして気づいたのでしょう。それは、僕たちが普通と違う所があってそれが困る、とみんなが言ったからです。しかし、普通の人になることは僕にはとても難しいことでした。と。

    息子たちがまだ小学生のころ。街を歩いていたら、(今でいう)特別支援学級の子供たちが列をなして歩いている集まり(クラス?)とすれ違った。見入る息子たちに、後で私は、特別な目で見てはいけないよ、と言った記憶がある。言葉に困った私がとっさに出たのである。今思えば特別という先入観を持っていたのは、自分という大人(見かけだけ大人の自分)。
    それからわたしは、少しは変わった。年も重ねたし。

    最後の章の「側にいるから」は胸が張り裂けそうだった。東田さんが13歳で書かれた短編小説。
    自分の愛する人に気持ちを伝えられないもどかしさ、辛さ悲しさを小説にたくされています。

    思うのは、これは東田直樹さんの書かれた本であり、(しょうがい)は人それぞれ、皆さん違うので、それぞれが(ご家族も)人並みならぬご苦労努力をされていることをどこかに置いておきたい(と私は思った)。

    • hiromida2さん
      kazekaoru21さん、こちらこそ、ありがとうございます。仰る通りです。
      障害があってもなくとも、相手の話してる事は分かるのに、上手く言...
      kazekaoru21さん、こちらこそ、ありがとうございます。仰る通りです。
      障害があってもなくとも、相手の話してる事は分かるのに、上手く言葉が出てこない、纏まらない、結局何を言わんとしてか?忘れる事態に陥ることは…よくある でも、それをちゃんと待ってくれる人(やっと、出てきた応えが自分の思い通り、期待した言葉でなくとも)自分で考え、答えを出すことに気づく本人を気長に見守ってゆく努力がまわりに必要なんだと思います。やはり、特に親となる人は なんて心広く、受け止めてる姿に感心します その人自身を愛して理解し、理解されるものが、自分の出来る範囲でどれ程、それに応えゆけるかが大事だろうから 東田さん本人も努力を惜しまない人だった 誰でもあるように、こう思っていても、少し時間が過ぎたら不機嫌になったり、全くやる気なくなったり、と、思ったら 自分のパワー加減が上手く調整出来なくなったり…不思議な行動があっても、とても、じっくりとそのことに付き合うまわりの方々の姿に感銘したのと、何となく、その信頼関係に少しずつ心開き、なりないものになるって本人の姿が生き生きしていました。最近になって、漸く関心が向けられた自閉症だけでない障害についての理解と行き易い世の中に期待しますね。
      何か、本を読もうとブクログさんの本棚を参考にしようとしたら、そちらのレビューの方にすっかり、心惹かれ感心してしまい、一冊の本を読んだ気分と時間が経って…私なんか、いつもです(ついつい、本題の読書遅れがち)(笑)映画観るのは、ずっと好きで沢山見過ぎて選ぶのも大変になってる今日この頃、洋画が好きだったから、邦画はあまり観てない事に今更のように気付いていますが、何が良いのやら?ブクログさんのを参考にしたいと思っても、やはり、ここは本棚の世界
      (^。^)でも、本も大好きなので 映画は記録として、本はここを通じて出会えて、ブクログさんには感謝然りです。
      「風香る…」お名前から素敵 風を感じて長々とコメントしてしまいました、ごめんなさい。今後ともよろしくお願いします。
      2020/08/23
    • hiromida2さん
      PS.「なりたいものになる」です この頃(前からかも)誤字脱字が多くなって 適当に読んでね ごめんなさい。
      PS.「なりたいものになる」です この頃(前からかも)誤字脱字が多くなって 適当に読んでね ごめんなさい。
      2020/08/23
    • kazekaoru21さん
      hiromida2さん、こんばんは。日中、まだまだ厳しい暑さですが、夜は少し風が気持ちよくなってきました。
      そうですね、障害あるなしに関わら...
      hiromida2さん、こんばんは。日中、まだまだ厳しい暑さですが、夜は少し風が気持ちよくなってきました。
      そうですね、障害あるなしに関わらず、気長に見守り、待つ姿勢が子供とも信頼が生まれ、成長に繋がるのですよね。わたしは、なかなか言うことを聞かない(かった)子供に業をにやすこともしばしば。
      最近テレビで放映される、発達障害等の特集では、昔(以前)ほど、世間の目を気にすることなく個性ととらえる風潮がありますね。好きと得意を伸ばすことで意欲が出てくるのですよね。今のコロナ渦では、とても困難な壁が多いでしょうが、生き抜くしかありませんよね。つくづく自分の子供たちは(今より)生き易かったので、わたしも助かっていたのだと思います。

      わたしは映画は(特に洋画は)ほとんど詳しくありません。邦画を少し観るくらいです。なにせ、字幕が苦手で;お話に入り込むのに時間がかかりそう(私の理解不足)。洋画を観てる人をカッコイイと思います!でも、話題の良い作品は観たいと思います。なんとか付いてゆけるように!
      そうそう、読書よりレビュー見る時間が多かったりして!
      名前のこと、ありがとうございます。実はほんとは違う名前にしたかったのですが(もっと地味な)気づいたら私はそれをIDにしてしまっていた!入力する場所を間違えて。で、まあとっさに浮かんだのがこれです。こらからもレビュー楽しみにしています。よろしくお願いします。
      2020/08/23
  • 心に直接「言いたいことは伝わりました」と届けたくなる、勉強になる言葉が沢山綴られていました。心の奥の方が静かに揺さぶられて、今もなお余韻が残っています。

    テレビで見たことのある人にしても、数少ない出会ったことのある人にしても、自閉症者の心のうちというのはどうにも理解しがたくて、感情も読み取れなくて、正直あまり考えたことがありませんでした。その状態を彼らは普通だと捉えているのか、楽しんでいるのか、苦しんでいるのか、も分かりようがなく。もっとも、そんなことが汲み取れるほど寄り添った経験がないのですが。だから、今、自閉症者本人が症状を苦しく感じることがあるのだと知ることが出来ただけでも見える世界が少し変わった気分です。

    それから、障害を持たない人の理性や様々な概念の形成が極めて社会的なもので本能によるものではないのだろうということを改めて思い知らされました。「太古の昔からタイムスリップしてきたような人間」という表現はあまりに秀逸です。自閉症のように名前が付かなくても、気が利かないと言われがちな人や集中力が足りない人など、どうも社会適応能力が無いというレッテルを貼られる人は世の中に結構居るものだと思います。そういう風に言われる人の中には自分の状況を言語化して説明することが叶わなくて理解を得られないままになっている人もいるのではないでしょうか。悪意や怠慢が原因で社会に適応出来ない人の考えは別として、本能に近いレベルの「こんな風に生きたい(あるいは、しか生きられない)」には一定の理解が必要だと考えます。それに、自分は理解「してあげる」側だと思い込んでいても、自分にも理解「してもらいたい」部分があるかもしれないわけで、何事においても、自分が寄り添う姿勢を見せることは回りまわって自分にとっても良い影響を及ぼすかもしれないわけで。

    より良い共生を考えるための良い教材です。これからも沢山の人の目に触れますように。

  • 昔短期間ですが、ゆる〜く自閉症の人たちと関わった時に感じた謎が解き明かされた気がします。

    作者は言葉も喋れないくらいの重度の自閉症で、しかも13歳の時に執筆されたとあります。
    素晴らしいです。
    最後の小説なんかはとても面白くて13歳とはとても思えない作品です。

    自閉症の方と関わられことがある方は、とてもわかりやすく書かれているので、一度読まれると良いかも知れません。

  • とにかく衝撃的だった。
    凝り固まった頭をガツンと殴られた気分。

    世界の見方が変わった。
    見方を変えれば、今までなんでもないことが、とても貴重で素晴らしいことなんだと実感。

    世界はこんなにも美しく、愉快で、気持ちいいところなのだと教えてもらった。

    重度の自閉症の13歳の男の子が書いた文章とは信じられないほど、とても素晴らしい表現力!

  • 偶然本書の続編を見つけたので前著を。何らかの理由で自身が口語での表現ができなくなったとしたら...。著者と同じように葛藤し、よるべなく自分の殻に閉じこもるかもしれない。本人の気持ち、やる気だけでなく、著者の周囲の方々が根気強く関わった(支えた)ことで、このように表現できるようになったのであろう。

  • 本書は、なるべく多くの人に読んで頂きたい本です。

    近年、企業等においては障害者雇用の取り組みが進んできており、わが社でもそのような施策が検討されています。先日、わが社の社長とそのことで話す機会がありましたが、こんな意見でした。

    「障害者雇用には取り組まねばならないと思うけど、身体、精神はともかく、知的の採用は難しいと思うね。時々、突然奇声を発して、女子社員とかを驚かすんだよね。」

    これを聴いて、私は「こりゃダメだな」と落胆しました。

    本書の著者、東田さんも、自閉症の症状として、この社長に言わせれば「奇声を発する」一人に分類されるのだと思います。

    我が家にも家族の一員として欠くことのできない大切な存在の自閉症の娘がおりますが、同様に分類されることになるのでしょう。

    しかし立場を変えて考えてみるに、健常の人からすれば、突然関連性のないと思える言葉を大きな声で発するのを見ると奇声に聞こえても無理はないかもしれません。自閉症の子の親である私でさえ、電車の中で大きな声を出す子供のことを恥ずかしく感じ、口を押えたことは何度もあります。

    なぜ大きな声を出すのか、なぜ同じことを繰り返し言うのか、なぜ突然脈絡のないことを話すのか、その理由は健常な者には理解できず、親でさえ理解できなかったのです。

    しかし、本書では、その真の理由を、自閉症である当の本人が語ってくれています。それもすべてが、納得のいく理由で、我が家の娘の行動にすべて思い当たることばかりです。これほど革新的で、意義深く、真実性に富んだ本はないでしょう。しかも、奇跡的な本であるとさえ思えます。

    ここに書かれている症状は、多くの点でというよりも、ほとんどの点で我が家の娘と共通しています。おそらく、多くの自閉症の方や、あるいはなんらかの障害を持つ方との共通点が多いと感じます。私は、この本を読んで、「ああ、そうだったのか。そんな思いでいたんだ。」と、より娘をいとおしく思えるようになりました。

    それどころか、健常な我々がつまらぬことでグチグチ言っているにも関わらず、彼らはもっとつらい環境に正々堂々と一人で立ち向かい、一人で戦い続けているんだと思うと、我々は足元にも及ばないくらい偉大な存在であるとさえ感じられるようになりました。

    著者の東田さんは、健常者と同じかそれ以上に、様々なことに対しチャレンジしたいという心を持っています。しかし、そうは心で思っていても、自分の体がいうことをきかないということも自覚しています。そんな辛い環境にも、決して負けることなく、さらに人生にチャレンジし続けています。

    障害ある人を見かけたら、私は、我々の想像も及ばない、偉大なチャレンジャーであると思いたい。私の意識を根底からさらに変革してくれた東田さんに感謝です。

  • ◯文章も、本の構成も読みやすく整理されていて、さくさく読むことが出来ました。ここまでまとめるのにどれだけ努力されたんだろう…
    ◯たまに出てくるショートストーリーが好きです。特に48ページの『ずるっと滑った』が印象に残りました。
    ◯自閉症の方が見ている景色を一度見てみたい、と思える内容でした。きっと、私が見ている世界とは全然違う世界で、大勢の人が気に留めない部分がすごく魅力的に見えてるんだろうな…

  • 映画を見たかったのですが、近隣の映画館では残念ながら上映しておらず原作本を読むことに。
    仕事上、日常的に自閉症の子どもと関わっており、支援をする上で何かヒントになることがあったらとの思いで読みました。
    この本に書かれていることが自閉症児全員に当てはまるとはもちろん思いませんし、全てには共感できませんでしたが、支援をするにあたって視野を広げる意味で読んでよかったと思いました。
    短編小説「側にいるから」も印象に残るお話しでした。

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著者プロフィール

1992年生まれ。重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。著書『自閉症の僕が跳びはねる理由』が現在30か国以上で翻訳され、世界的ベストセラーに。

「2020年 『世界は思考で変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東田直樹の作品

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