自閉症の僕が跳びはねる理由 (2) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
4.16
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本棚登録 : 139
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044001513

作品紹介・あらすじ

考えてもみて下さい。生まれて一度も人に本当の言葉を伝えたことのない人間が、どんなに不安を抱えながら自分の言葉を伝えているのかを――。
皆が自閉症者に感じる「なぜ?」について当時者の気持ちをQ&Aで綴り、大反響を呼んだ前著『自閉症の僕が跳びはねる理由』。
高校生編となる本書では、会話ができず苦しみ、もがく中で気づいた喜びや希望が活き活きと綴られる。
文庫化にあたり16歳当時の貴重な日記を初公開! 瑞々しい感性とリアルな心の声が胸を打つ。

感想・レビュー・書評

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  •  自閉症である東田直樹さんが高校3年のときに書いたもの
    本人が一つ一つの文章が長くなった。とあり、そういえばそうかと思った。前作よりもスッと入りやすくなった気はした。
     最後にあった「子牛」が自閉症の自分と照らし合わせているような気がして胸が苦しくなった。
     成長した東田直樹さんを知ることができます。
     東田さんの今後のご活躍を期待しています。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    考えてもみて下さい。生まれて一度も人に本当の言葉を伝えたことのない人間が、どんなに不安を抱えながら自分の言葉を伝えているのかを――。
    皆が自閉症者に感じる「なぜ?」について当時者の気持ちをQ&Aで綴り、大反響を呼んだ前著『自閉症の僕が跳びはねる理由』。
    高校生編となる本書では、会話ができず苦しみ、もがく中で気づいた喜びや希望が活き活きと綴られる。
    文庫化にあたり16歳当時の貴重な日記を初公開! 瑞々しい感性とリアルな心の声が胸を打つ。

    【キーワード】
    文庫・人権・自閉症・障害


    +++++1

  • 所蔵あり  B378-ヒガ-2 300557675
    「自閉症である作者の感覚は私達とは大きく違います。新鮮で驚きの多い自閉の世界を知ってみませんか?」
    素敵なコメントをありがとうございました! 
    (黒板書架「感覚を深める」特集コメント ”感覚がテーマです。おすすめ本と、おすすめポイントを教えてください”より)

  • 東田さんの言葉選びがすごく好きです。詩を読んでいると色鮮やかな情景が浮かんでくるようで、気持ちがのびのびします。特に、詩『虹の中の黄色』が好きです。 詩集も出版されているということなので、ぜひ読んでみたいです。

    読んでいて不思議な感覚だな、よくわからないなと思うこともあれば、その気持ちわかる!と共感することもあり、目まぐるしく気持ちが動きました。本を通して東田さんとおしゃべりをしているような気分になります。

  • 自閉症の子どもと接する仕事をしていて、理解できなかった言動の理由が、少しわかった気がしました。感覚の敏感さとか。自分を含めて社会全体が、障がいをもつ人に優しくならないといけないと思わせてくれた本でした。

  • タイトル通りの続編。前回は13歳の時に書いたものだけど、これは16歳になってから。表現力が低いからって中に秘めているものまで低いとは限らないってことをつづっている。自分が考えていることと、でもコントロールできないということはなかなか理解しにくいけれど、そのジレンマと常に戦っているのは本人なんだよね。読めば読むほどなるほど、と思うことと、どう理解していいのかわからなくなってきていることを、私の中ではどう折り合いつければいいのやら。

  • 同タイトルの1に続けて。東田直樹さんの書く日本語はとても素直で、ストレートに響く。流れるように読めるので、まだまだ他の本も読んでみようと思う。

    【いちぶん】
    自閉症の子が生まれたからといって、悲しんだり同情したりされたくないのです。人の人生の幸、不幸は、その人が決めるべきものです。みんなと同じことができないことが不幸なのではありません。人間として、自分らしい生き方ができないことが、悲しいのです。

  • 一冊めでは、自閉症に対する自分の偏見を認識させられたが、この二冊めでは以前ほどの驚きは既にない。
    本の内容がつまらないという意味ではなく、自閉症の人でもこれぐらいは書けるという考え方に自分自身が変わったからだと思う。

    自己分析の本として素晴らしいと思う。

  • 先日、NHKの番組で観た「命のバトン」の話に感銘を受けて手に取ってみました。

    前評判に偽りのない内容で、自閉症を抱える人のもどかしさや不安を
    まるで自分のことのように感じることができました。

    この作品のよいところは、ただやみくもに自閉症の大変さを主張するのではなく、
    ものごとを客観的に見た上で、冷静に意見を述べていることだと思います。

  • 独自の思考で 目から鱗の箇所だけでなく、なんて本質を突いたことを言うのか…という箇所が数多くあった。
    それはもう、質問が馬鹿げたもののように思えるくらい。
    NHKのドキュメンタリーを見てから前作、今作と読み進めたからこそ彼が頭の中に浮かびながら読めるけど、そうでなかったら 「本当に重い自閉症の人が書いたのか?」と疑ってしまうくらい、素晴らしい言葉。
    そして、鋭すぎるくらい研ぎ澄まされた感性。(本文も素晴らしいが詩が本当に素敵。)

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