乳房の神話学 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 62
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044001629

作品紹介・あらすじ

稀代の趣味人にして大収集家・ロミ。彼が集めたポスターや絵画など莫大な資料とともに、あっと驚く乳房表象の歴史をたどる。古来人々が乳房に見てきたものは、豊饒か、禁忌か、はたまた―。200点以上の美しい図版とともに歴史をたどる、空前絶後の乳房学大全!

【目次】
第一章 歴史をたどり風俗からみた乳房
第二章 文学にみる乳房の強迫観念
第三章 乳房用語集
ロミ『乳房の神話学』に寄せて ロー・デュカ
「乳いろの花の庭から」―ロミのために 高遠弘美

感想・レビュー・書評

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  • あとがきにも書いてあるように、「神話学」は直訳であってもこの本の実態を表していない。訳者の言うとおり「実例集」の方がいいだろう。

    そんなわけで、この本によって乳房に関する体系的な知識を得られるとは思わないほうがいい。逆に様々な表現ならば、引用された数多の詩から学ぶことができるだろう。

    この本ではフランスでの扱いがメインとなるが、特に興味深いネタとしては「1900年の夏、豊満派と耽美派の戦いで豊満派が勝利する」「15世紀から18世紀のフランスでは乳首までも露わにするファッションが流行」「夏のバカンスで肌を焼くようになったのは、黒人のダンサーが人気になったのがきっかけ」が挙げられる。

    とりあえず、どのような乳房がいいかというのは文化によって異なるが、乳房の人気は変わらないということがわかった。

  • ごちそうさま、という気分になった。

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著者プロフィール

1906年、北フランスのリール生まれ。骨董屋や、キャバレ、ホテルの経営をし、財を築く。ポスターや風俗資料の稀代のコレクター。1995年、パリにて没。

「2016年 『乳房の神話学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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