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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044001698
感想・レビュー・書評
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62冊目『ホンモノの日本語』(金田一春彦 著、2016年8月、KADOKAWA)
何やら大仰なタイトルが付いているが、内容は非常に軽い雑文集。
日本語にまつわる小話が集められており、なかなかに興味深いものもあるのだが、現代の価値観にそぐわないものも多々見受けられる。本書で語られる日本人の「美徳」が、閉塞感のある社会を生み出しているようにしか思えないのだが。
「結局日本語というものにはいろいろ不完全なところが多く、日本人はそのような言葉を使いながら、おたがいに理解し合える民族なのだろう」詳細をみるコメント0件をすべて表示