北斎 HOKUSAI ジャパノロジー・コレクション (角川ソフィア文庫)

  • KADOKAWA (2016年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784044001759

作品紹介・あらすじ

画業一筋に生きた“画狂人”葛飾北斎。生涯3万点もの絵を描いたと言われるが、その作画領域は年を経るごとに変化、最晩年まで精力的に様々な素材、媒体に挑戦した。『冨嶽三十六景』『北斎漫画』『諸国名橋奇覧』をはじめとする多彩な作品群の中から代表的なジャンルを厳選し、それぞれの特色と観賞の仕方を解説。独創的な構図や、スケールを感じさせる風景処理、高度な写実描写などの表現をその作品から丁寧に読み解く、北斎入門の決定版。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

多彩な作品群を持つ葛飾北斎の魅力を深く掘り下げた一冊で、彼の画業や独自のスタイルがわかりやすく解説されています。美術館の企画展に触発されて購入した読者からは、北斎の美しさや豪快さ、ユーモアが伝わってく...

感想・レビュー・書評

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  • すみだ北斎美術館で開催中の企画展「変幻自在! 北斎のウォーターワールド」。
    その鑑賞後に、ミュージアムショップで購入。

    「北斎入門の決定版。わかりやすいです」とのポップに偽りなし。

    誰よりも北斎を愛し、その維持・普及・発展に日々携わる美術館員の方の言葉に偽りはなかった。


    北斎の膨大な作品群に触れて思う。

    その美しさ。
    その豪快さ。
    そのユーモア。

    一日美術館にいても、時間が足りないぐらいだ。


    西洋の印象派の画家達に大きな影響を与えたことはあまりにも有名。

    輸出された陶器の詰め物に用いられていた浮世絵「北斎漫画」がその始まりというのだから、歴史は面白い。

    そして、その鮮やかな筆致は手塚治虫、藤子不二雄、赤塚不二夫ら昭和に花開いた漫画文化や、現代のアニメ、クール・ジャパンの源流との感も抱かせる。

    人生50年と言われた江戸の世で90歳まで生き抜き筆を取り続けた北斎。

    死ぬまで新しいジャンルに挑戦し続け、更に上を目指して精進したその気迫。

    世界を席巻したGreat Waveは、現代にも生き続けている。

  • ジャパノロジー・コレクションの数年前の新刊。
    ハンディでいいシリーズなのにほうっておくとすぐに品切れになるとわかったので、目に入ったとき興味があるときに入手しておくにこしたことはないと思って買うことにした。いつもの本屋では大河ドラマ関連本コーナーに「歌麿」と「写楽」が並んでいたが、「北斎」はみあたらなかったので取り寄せた。

  • カラーの美しい図版とテーマにそって時期ごとの特徴なども解説されています。北斎の魅力がよく伝わってくる本だと思います。

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著者プロフィール

1959年生まれ。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。
専門は日本近世絵画史。
著書に『広重と浮世絵風景画』(東京大学出版会、2007年)、『カラー版 浮世絵』(岩波新書、2008年)、『浮世絵出版論―大量生産・消費される〈美術〉―』(吉川弘文館、2013年)などがある。

「2017年 『鍬形蕙斎画 近世職人尽絵詞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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