古代研究I 民俗学篇1 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 49
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044001964

作品紹介・あらすじ

「本論を読み解く上で、これ以上に優れたシリーズは他に存在しない」(安藤礼二)

折口にとって「古代」とは単に歴史の時代区分を示すものではなかった。熊野への旅で光輝く大王崎を眼前にし、その波路の果てに「わが魂のふるさと」を感じたことを「かつては祖々の胸を煽り立てた懐郷心(のすたるじい)の、間歇遺伝(あたいずむ)として、現れたものではなかろうか」と記す。「古代研究」はまさに彼が実感を通して捉えた、古代的要素の探求なのである。全論文を完全収録する決定版!
解説・池田弥三郎/安藤礼二

感想・レビュー・書評

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  • 折口信夫 「 古代研究 」

    折口信夫の民俗学の論文集。

    神の居る場所(常世)、神が来る場所、聖水 について 民俗学的に考察した本。空想的、詩的で 柳田国男とは アプローチが全く異なる 面白さ。

    読みにくいが、池田弥三郎氏、安藤礼二氏の解説のおかげで読了できた

  • 若水の話
    盆踊りと祭屋台と

  • 読まなくてはならない本が沢山溜まっているのに、手を出してしまった……。

    私は、折口信夫という名より釈迢空の方がやや慣れているように思う。
    全論文を完全収録しているとのこと。
    この巻では、琉球信仰と髯籠の話が中心。

    個人的には「よばい」と真名の関係。
    「おめでとう」は目下の者が目上の者に使う言葉で、反対はなかったということなんかは面白い。


    「いわゆる「異教」の国人の私どもには、何の掛り合いもないクリスマスの宵の燈に胸の躍るのを感じるのは、古風な生活の誘惑に過ぎまい。
    くりすますの木も、さんた・くろうすも、実はやはり、昔の耶蘇教徒が異教の人々の「生活の古典」のみやびやかさを見棄てる気になれないで、とり込んだものであったのである。」

    しきたりとして正月の国旗掲揚、門松と対比して述べている文なのだが、思わず笑ってしまった。

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著者プロフィール

歌人・詩人、国文学・民俗学・芸能史・宗教学者。筆名・釈迢空。
大阪府木津村生れ。國學院大學卒業。國學院大學教授、および慶應義塾大学教授。
1953年9月3日逝去(66歳)。能登の墓所に養嗣子春洋とともに眠る。

「2019年 『精選 折口信夫 Ⅵ アルバム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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