忍者の兵法 三大秘伝書を読む (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 64
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044002107

作品紹介・あらすじ

忍者とはなにか? 忍術書からその全容に迫る!

いまだ多くの謎を残す忍者。彼らの真の姿を伝える『万川集海』『正忍記』『忍秘伝』という三冊の秘伝書を読み解きながら、忍者の歴史や概念、その術や武具、禅との関わりまで、忍者のすべてを明らかにする。

【目次】
はじめに

第一章 忍術と忍者
 一、忍術書について
 二、江戸幕府隠密報告書を読む

第二章 忍術伝書の内容とは
 一、忍者の概念
 二、忍術の歴史
三、忍者の種類
 四、忍術の原理
 五、忍者の出陣
 六、忍術の基本型

第三章 忍術の進化と陽術・陰術
 一、忍術体系化への第二段階
 二、兵法を加味した新しい忍術の実践体験
 三、察知
 四、打診と見積り
 五、陽術と陰術
 六、「虎狼の習い」と陰術
 七、諸藩と幕府の密偵たち

第四章 行動の合理化
 一、忍具
 二、時の大事
 三、季節や年齢と睡眠の型
 四、逃走の魔術
 五、独忍と双忍

第五章 攻防一水
 一、忍者の薬
 二、火器
 三、行動する環境と忍術
 四、水平思考から実戦へ
 五、謀略の媒体を選ぶ
 六、『万川集海』の防御術
 七、『万川集海』の「忍び夜討ち」
 八、忍者の柔術と剣術
 九、忍術の呪法
 十、毒薬
 十一、身を隠す
 十二、心理誘導
 十三、人相を読む

第六章 極秘伝
 一、極秘伝序
 二、不立文字
 三、無門関
 四、敵心中に活路を求める
 五、理を以て察し、利を以て誑かす
 六、忍者の理論武装
 七、深淵の魔術を引き出す
 八、忍法、空によりて走る
 九、奥義

<コラム>
天喜事件/北斗七星で読む運勢・方向・時間/天下分目の忍者戦から/忍術と山伏/情報都市江戸/忍者に騙されないために/睡眠の生理学/帝国海軍の忍術行動/催眠誘導の効果/受容の技術/甲賀老人衆、天草を走る

付録 『武田流忍之書(全)』
おわりに

感想・レビュー・書評

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  • 現代の心理学や生理学に照らし万川集海と正忍記の解説を加えていく本。あと流派の成立の過程とか。

    鈎の陣を一箇所「鉤」と書いてあったのと、鈎の陣に六角義賢(承禎)が参戦してたと書いてあったのが気になりました。詳しくない私でもわかったので詳しい人が読んだらもう少し間違いを見つけられるのかなぁと思いました。鈎の陣の頃、承禎生まれてない…それどころか承禎の父親の定頼すら生まれてない…。高瀬、随分若い頃に守護に任命されてるんだなぁ…。

    p175 襲い入る術二箇条のところでミスディレクションという説明が入ったところでなんか知らんけどにやっとしてしまいました。

    練馬図書館789

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著者プロフィール

昭和19年山口県生まれ。大坂大学医学部卒・医博。
古流武術連合会会長。片山流柔術宗家。柳生心眼流居合術十二代。糸東流空手道教士六段。天神明進流兵法・智心流・浅山一伝流・天心古流拳法師家その他。主な著書に『忍術秘伝の書』(角川選書)、『正忍記』(新人物往来社)、『伯耆流柔術秘伝絵巻』ほか。

「2019年 『完本 忍秘伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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