- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044002121
作品紹介・あらすじ
ゾーニング、炎上、MeToo、ポリコレ……欲望をめぐる様々なテーマを、AV監督と哲学者と現代美術家が語りつくす。「オーガズムはポストトゥルース」「人間のエロさは滅びません」…至言も飛び出す異色の鼎談。
感想・レビュー・書評
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ポリティカル・コレクトネス、正しさを銘打ったゾーニングが私たち人間の無意識を蝕んでいる!?
正しさの埒外に欲望は息づいている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非常に面白かった。見せかけでも、ファッションでもない、本当のインテリの会談と言う感じ。ただ、難しい言葉もあり、自身の勉強不足を感じる。
正しい欲望、正しいセックス は提示できない。
ネットは人類共同の無意識。人の無意識が共同化される。
私の傷 がSNSで安値で交換される。 -
めちゃめちゃに面白かった
3人それぞれが違くて深い視点を持って、ポリコレについて話している
無意識の喪失、魂の強さ、身体の喪失と主意主義と、主知主義。
自分にもたくさん当てはまるところがあった。
溶け出す自己ではなく、自己を知って受け入れて引きこもってその中にある無意識までわかった上で生きたらもっと生きやすいだろうな
最近自分の思考と身体が追いついてないことが悩みだったけど、もっと身体的自分をみようと改めて思った
新しい知識もたくさんあって、読んでよかった。 -
【所蔵館】
総合図書館中百舌鳥
大阪府立大学図書館OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000941117 -
性をテーマにした討論本。
三者三様の考え方があり、興味深かった。 -
課題本でなかったら手に取らなかった、読み進めなかったタイプの本。読んでみると、案外納得できるところ、共感できるところもあり、一方で共感できないところ、反発を覚える箇所もあり哲学書のようだった。喰わず嫌いは良くない。普段手に取らない本、読み始めて合わないかもと思った本も、読んでみたら非常に面白いという経験をした。
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武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000153094
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ツイッターで絶対正義だと思われる誰かの傷を借りて誰かに怒っていた自分がとても虚しく、そしてこれを読み終わったあと、自分には傷がなく、誰かに語るような物語もないから余計虚しくなりそうだった
でもこれから生きて、本当に傷ついて自分と向き合おうとポジティブに捉えてる
・否定なき肯定は危険である
・身体的テクスト
・閉じこもる -
著者ら3人のファンで、普段から著者らの本やTwitter、記事などを追いかけていたからか、私にとって衝撃的な発見はなかった。
千葉さんの文章が好きで、すらすらと読めて楽しかった。