無限の果てに何があるか 現代数学への招待 (角川ソフィア文庫)
- KADOKAWA (2017年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044002466
作品紹介・あらすじ
基礎知識から、難解な概念まで。科学の共通言語、数学の世界観をつかむ!
「自然の書物は数学という言葉によって書かれている」(ガリレオ)というように、全科学の共通言語である数学。その世界観を、そもそも「数」とは何なのか、「1+1はなぜ2なのか」といった身近な話題から紐解いていく。二乗するとマイナスになる「虚数」や、非ユークリッド幾何、論理・集合、無限、ゲーデルの不完全性定理など、難解な概念もていねいに解説。数学という「異文化」が身近になる、目から鱗の現代数学入門書。
感想・レビュー・書評
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日本語が読めても理解ができないという体験ができた。所々面白かったが、何が面白かったのか全く説明できない。おわかりいただけたと思う、と言われてもほぼほぼわからなかったが、新しい知見を得たような気もしないでもない。が、まったく人に説明ができないのでやっぱり理解できなかった。
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数学の本で、ちゃんと読んだら面白いのかもしれないが、冒頭で誰にでもわかるように書いたつもりだみたいなこと言っている割には数式や理論が結構出てきて、えwこれくらいわかるでしょw感を感じてしまったので途中で読むのをやめた。知識的には結構興味があるのでまた今度読みたい
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論理的に説明してゆく文章は久しぶりに読む。が 100%理解できなかった。
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気軽に読めるものじゃありませんでした。
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タイトル「無限の果てに何があるか」
に惹かれて思わず買ってしまったが、内容は副題「現代数学への招待」の通りで
数学史。
逆に、タイトル「現代数学への招待」 副題「無限の果てに何があるか」 だったら手に取ってなかっただろう。 複雑な気持ちだが、元数学科志望として意地で読み進めた。(ほとんど理解はできていない) -
無謀な試みだった「数学」の本。高校生の頃、数ⅡBなる科目を選択したものの、何一つ身につかなかった事を思い出した。少しぐらい「算数」「数学」の本質を理解できる事を期待していたのだが、垣間見えた気がする程度で終わりました。登場する言葉が読み進むにつれ、だんだん解けない暗号に見えてくる。アルファベットは知っているけど、単語を全く知らないで、英語ドリルに挑戦している感じ。
唯一解ったことは、「具体的に」と言われれば、「数字」を使って表現するものなのに、実は「数字」は、とても「抽象的」なものだということ。
誰もが間違い無く理屈を伝える為に、「感情」を排除した「記号」で「論理」を表現するから、抽象的が倍増。「屋上屋を架す」風に、論理証明を積み重ねてくれているから、もう目眩がする。
作家の方は、本当に多くの方へ「数学」を伝えようと、ページが進むにつれて熱が入り言葉数が増えていく感じなのだが、全くの素人にとっては捲るページがどんどん重くなっていくのです。