よくわかる祝詞読本 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.11
  • (1)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 115
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044002534

作品紹介・あらすじ

「恐み、恐み」の決まり文句以外、意味や単語すらよく分からないまま聞くことの多い祝詞。日本古来の信仰に根ざし、記紀神話の時代から奏上されてきたそれらの言葉には、どんな由来や役割があるのか。神話と神々との関係や参拝のマナーとともに、祝詞の基礎知識をていねいに解説。月次祭・節分祭などの祭祀、七五三・成人式などの人生儀礼や諸祈願ほか、24の身近な例文を現代語訳とともに掲載する、文庫オリジナルの実用読本。

第一章 神道の基礎知識
第二章 祝詞の基礎知識
第三章 祝詞の例文と現代語訳
第四章 神話に登場する神々
付録 神社参拝等のマナー

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトル通り、祝詞のことがよくわかる本。
    日本人だと、意外と人生の節々で祝詞を聞く機会が多かったり、ゲームやアニメなどでそれっぽいものを聞いたりすることもあるかと思いますが、「あれ何を言ってるんだろ?」という言葉にもきちんと説明が入っていてわかりやすい。入門として、丁寧で痒い所に手が届く印象です。

    神社や神様の由来なんかのコラムや、付録の参拝マナーも興味深いです。

  • 成人式や豆まきなど、15日にやるから本来意味のある行事だとはじめて知った。

    茅の輪くぐりの話もなるほど、祇園さんの意味と共に学べた。

    祝詞も、人生の節目や一年の節目の行事で読まれるものが具体的に掲載されており、口語訳もついている。

    神社は柏手を打ったところで、神様に願い事は届いているとのこと。
    ついつい私なんかは長くなってしまうが、それは神様に聞いてもらいながら自分の気持ちを整理していっていることが多いからだろう。
    聞いていただいたあとはありがとうございます、と頭を下げるのが習わしになっている。

    日本神話も乗っていて、薄めだけど充実の一冊となっている。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る。著書は、『知っておきたい日本の神話』『知っておきたい仏像の見方』『知っておきたい般若心経』『よくわかるお経読本』『よくわかる浄土真宗 重要経典付き』『よくわかる祝詞読本』ほか多数。

「2022年 『よくわかるヒンドゥー教』 で使われていた紹介文から引用しています。」

瓜生中の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×