クラシック音楽の歴史 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 108
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044002619

作品紹介・あらすじ

人物や事件、概念、専門用語をトピックごとに解説。時間の流れ順に掲載しているため、通して読めば流れも分かる。グレゴリオ聖歌から二十世紀の映画音楽まで。「クラシック音楽」の学び直しに最適な1冊。

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすく、読みやすく、勉強になりました。
    絵画やクラシックなどの芸術は、その作品や作者の背景を知ることでより深く味わえる、感動できると思っています。クラシックについて興味があるのに勉強不足だったため、買ってみて読んでみましたが、良かったです。

  • 個人的にかなり面白かった本。

    著者も書いているが、約300ページの本に全ての音楽史をまとめるのは不可能なのだ。
    そのため、1項目が2.5ページ程度と短くサクサク読むことができた。
    自身が接してこなかったワーグナーやベルリオーズ、マーラーに興味を持ち、モーツァルトの死については今まで以上に深く知りたいと思った。

    また、グールド(ピアニスト)の「コンサートは音楽を聴くには最悪の環境である」という言葉にはハッとさせられた。
    確かにそうなのだ。
    ピアノや会場の状態も、奏者や聴衆の体調も、演奏会当日にベストであることは奇跡に等しい。
    現在、音楽家達はコロナ禍で、動画配信を積極的に取り入れるようになった。
    それは、ベストなコンディションでの演奏を届け、いつでもどこでも自分の時間で音楽を聞くことができるため聴衆の幅を広げることとなった。

    生演奏でしか味わえない醍醐味もあるが、限界もある。
    グールドがそこに気付いたのは、まだレコードが出始めた頃であった。




  • 西洋音楽史の入門編として、とても面白いです。多岐にわたる項目で、ここから更に「これをもっと知りたい」と思わせてくれました。
    学生の頃に授業で習ったような項目の羅列では無く、楽器・人物・世界史などと絡み合って展開して、物語性というか人間味があり、クラシックという敷居の高い分野に親しみが持てます。ベートーヴェンは音楽室で睨んでいるだけの人ではない、と言う気持ちになります。
    随所に著者さんの感想やツッコミや鋭い指摘が入っているのも面白い。
    評価が星4つなのは、「完全」なものなどない、という著者さんの思いを汲んで(「はじめに」より)。

  • クラシック音楽ってそもそも何?ってくらいの知識レベルはまずいんじゃないかと思い、概要をつかみたく読んだ。おそらくある程度知見のある方には物足りないとなるかもしれないけど(作曲家・演奏家の説明が一人に付き3-4ページ程度)、私にはちょうどよかった。まだ全部理解できた!にはまだ程遠いけど、クラシック音楽とは何をさしているのか、有名な作家の活躍した時代や立ち位置、トレンドの流れがつかめたのはよかった。

    ※バッハとモーツァルトとシューベルトとショパン、誰がいつどこで活躍したかもしらないくらいの底辺知識レベルです…。

  • 作曲家(終盤は演奏家)に焦点を当てつつ、クラシック音楽の歴史をざっと流した本。

    一つひとつの話はあまり詳しくないが、読みやすいので、クラシック音楽の歴史を眺めるのには良いのでは。

  • クラシック音楽に目覚めたばかりではあるが、それでも少し物足りなかった。

    入門者向けであると思い購入したが、一つ一つののトピックがあまりに簡便すぎる。また、現在の演奏家にも触れて欲しかった。

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著者プロフィール

中川右介(なかがわ・ゆうすけ)
作家・編集者。1960年生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立し、代表取締役編集長として雑誌「クラシックジャーナル」ほか、音楽家や文学者の評伝や写真集の編集・出版を2014年まで手がける。クラシック音楽をはじめ、歌舞伎、映画、歌謡曲、マンガにも精通し、現在は作家として活躍。膨大な資料から埋もれていた史実を掘り起こし、歴史に新しい光を当てる執筆スタイルで人気を博している。主な著書に『アニメ大国 建国紀 1963-1973』『手塚治虫とトキワ荘』『文化復興 1945年』『サブカル勃興史』『読解! 「ドラえもん」講座』『萩尾望都と竹宮惠子』『角川映画1976-1986』などがある。

「2021年 『アニメ大国の神様たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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