人生論ノート 他二篇 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044002824

感想・レビュー・書評

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  • NHKで紹介していた一冊。
    何とか読みきった…というのが本音です。難しかった…
    ただ、最初の「人生論ノート」は比較的平易な言葉で書いてあります。
    人生で起こるいろんな出来事や感情について、「なるほど」とか「わかるわかる」といったような共感できる記載が折々あります。
    とはいえ、こういう種類の本は、作者の考えを一方的に突きつけられるもので、物語のように読者の想像が入り込む隙がないため、読むのは疲れるかもしれません。
    哲学にご興味ある方、ぜひ。

  • やはり難解であった。ちょうどNHKで取り上げていたので並行してようやく理解できるかなという感じ。そんな中でも心に残るメッセ−時がいくつもあった。「愛する人に対して、自分が幸福であること以上に善いことを為し得るだろうか」「習慣として形作られるのでなければ情念も力がない。」「どのような天才も習慣によるのでなければ何事も為し得ない」「神は憎むことを知らず、怒ることを知っている」「幸福が存在に関わるのに反して、成功は過程に関わっている」「一切が必然なら希望はない。一切が偶然でもまた希望はない」

著者プロフィール

1897年、兵庫県生まれ。京都帝国大学哲学科卒。ドイツ留学を経て法政大学教授等を務めるが、1930年に法政大学を辞してからはジャーナリズムで活躍。1945年3月に検挙・拘留され、敗戦40日後の9月に獄死。享年48歳。著作は『三木清全集』全二十巻(岩波書店)にまとめられているほか、『人生論ノート』(新潮文庫)、『読書と人生』(講談社文芸文庫)などは文庫化されている。

「2017年 『三木清遺稿「親鸞」 死と伝統について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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