軍師の門 上 (角川文庫)

著者 : 火坂雅志
  • 角川学芸出版 (2011年12月22日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (479ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044003029

作品紹介

戦国乱世、豊臣秀吉の頭脳として、のちに「二兵衛」と称される二人の名軍師がいた。野望を内に秘め、おのが才知で天下に名を残そうとする竹中半兵衛。小寺家の行く末を織田信長に託す決意をし、軍師としての生き様を模索する小寺(黒田)官兵衛。毛利攻略を機に秀吉の下へ集い、いつしか「義」という絆で結ばれていく二人。しかし三木城攻めの渦中、謀反の荒木村重を説得に赴いた官兵衛は、有岡城地下牢に幽閉されてしまう。

軍師の門 上 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 長編上巻。戦国物の面白みは、著者によって若干史実がブレてしまうところ。何が史実なのかは測れないが、そこに面白みがあるように思える。熱く若い、動な小寺官兵衛と冷静沈着な竹中半兵衛の対比が極めて興味深い。
    「悪くなれ」の半兵衛の一言は重たく、強い。世の中を渡っていくには信義だけでは難しいものがあるという現実を突きつけられた官兵衛が、当初は間違っていると半兵衛を見損なうものの、歳を重ねるうちに信義と智略というものを確固たるものにしていきつつあるのが上巻。下巻ではどうなるのか読後感はわくわくさせるものがある。

  • 冷徹で、残酷で、おそろしいほど賢くて、完全無欠で、美しく優雅で、いつだって雄大で、でも触れれば刺さる研ぎ澄まされた刃のような、そんなかっこいい竹中半兵衛が見られます。
    上巻は官兵衛中心というよりも、官兵衛とそれを形作った人々、という面が大きい。

  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    戦国乱世、豊臣秀吉の頭脳として、のちに「二兵衛」と称される二人の名軍師がいた。野望を内に秘め、おのが才知で天下に名を残そうとする竹中半兵衛。小寺家の行く末を織田信長に託す決意をし、軍師としての生き様を模索する小寺(黒田)官兵衛。毛利攻略を機に秀吉の下へ集い、いつしか「義」という絆で結ばれていく二人。しかし三木城攻めの渦中、謀反の荒木村重を説得に赴いた官兵衛は、有岡城地下牢に幽閉されてしまう。

  • ざっと概要を知る為用の作品という印象。
    個人的には没入し辛かった。物語としてのドラマ性や情緒は無く、出来事の上辺を並べて会話させているだけ。出来事にも人物にも一切深く触れないので、何がどうなった以上のものがほとんど無い。
    情報として地名や物の名前が羅列されるが、それがどんな意味を持つのか、どういうものなのかの情報が不足がち。
    頭脳派を描く話なのに物事が進む時の理由や説明がおざなりで、説得力不足を感じた。
    またやっと入り込めたかなという辺りですぐに章が変わるので、やや散漫な感じも。
    登場人物についても、特段心に残ったものは無く…。
    文章や展開に極端な欠点がある訳ではないのは良い所かと思う。

    半兵衛と官兵衛について読みたかったのと、やや読むのが辛いので上巻で打ち止め。

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 竹中半兵衛、黒田官兵衛の両軍師を主人公にした小説。
    スピード感があっていい。その反面、少し物足りないところがあります。
    長編小説じゃないし、しょうがないか。

  • 秀吉に仕えた2人の名軍師、竹中半兵衝と黒田官兵衝を描く!!

  • 黒田如水の伝記かと思いきや、半分ぐらいは竹中半兵衛の話。読みやすい展開でさくさくすすみました。

  • 義の軍師になろうとするも、世を平和にするには「悪」になることも重要だと言われ、逡巡する心理描写を中心に黒田官兵衛が竹中半兵衛を通して大きく変わっていく様を描いています。

  • 村上海賊の娘に続いて読んだので、とてもオーソドックスで地味に思えたが、ツボが押さえられているので飽きることがない。さて、下巻は。

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