実伝 石田三成 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2014年7月25日発売)
3.30
  • (0)
  • (3)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784044003197

作品紹介・あらすじ

「佞臣」と蔑まれながらも、内政・外交・軍事に卓越した実務手腕を発揮した三成。史実やエピソードをめぐる評論、アナウンサー松平定知との特別対談を文庫オリジナルで編集。知られざる実像を照らし出す決定版!

みんなの感想まとめ

歴史の中で「佞臣」として知られる石田三成の実像に迫る一冊は、彼の有能さや義の精神を深く掘り下げています。一般的なイメージとは裏腹に、彼は人望や人との繋がりを大切にし、秀吉の後ろ盾を失った後も西軍を組織...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私は歴女ではないと思う。というのも、好きな分野は偏っており世間的に人気な新撰組などはさっぱり分からないし、学生時代も世界史選択だったし…。恥ずかしながら石田三成も三年前に興味を持つ前は名前と関ヶ原くらいしか知らなかった。
    関ヶ原の敗者である三成は、後に文献や関連のものも焼かれ壊され徳川家康に楯突いた大悪党として伝えられた。だが私は何故か子供の頃から徳川家康が大っ嫌い!で、三成を好きになる要素はあったのかもしれない。
    三年前に宝塚で石田三成主役のお芝居をやると決まってから、改めてじっくり三成について調べたり本を読んだりした。物凄く共感できた。知れば知るほど好きになった。頭の良さ、采配、そして何よりも「義」に生きた武将。今日、改めて見直されてきている石田三成を皆に知ってもらいたいと切に願う。

    この本は三成好きならば、まぁ大体知っているような事が書いてあったが、知らない逸話などもあり面白かった。最後に『名将言行録』が収録されているのも良かった。
    ゆかりの地も書かれているので、文庫片手に訪れてみるのも良いと思う。ちなみに私は既に石田町にも行ったし佐和山にも登ったし、大徳寺(お墓があるが非公開(T_T))にも行った。。やっぱり歴女かな(笑)

    • taaaさん
      まっき~♪さん☆

      こんばんは(^-^)
      こちらこそ、いつもありがとうございます!
      まっき~♪さんのレビューを読むと
      その本がすご...
      まっき~♪さん☆

      こんばんは(^-^)
      こちらこそ、いつもありがとうございます!
      まっき~♪さんのレビューを読むと
      その本がすごーく読みたくなります(*^^*)

      私の友達にも新撰組ファンが多くて、
      この間も京都の霊山歴史館に連れて行ってもらいました。
      歴史好きな人というのは、探求心が強い人が多く、
      話をしていてとても面白いですよね♪
      時代は違えど、同じ日本人だから共感できる所も多いのかな。

      実は私も赤穂浪士好きです(^_^;)
      赤穂にも何度か行きました~
      と考えると、やはり私は立派な歴女かも(笑)
      また、おすすめツボポイント教えてくださいね(^-^)
      2014/08/25
  • 石田三成には昔から興味がある。

    一般的には、頭が良くて切れ者だが、傲慢で冷たく、人からは好かれないというイメージがあるのではないか。
    しかし通説を無条件に思考の前提にしてはいけない。

    秀吉という後ろ盾を失った後の関ヶ原であれだけの西軍を組織できたのも、策略だけではなく、彼なりの人望や人との繋がりがあったのだろうという気がする。
    実際、秀吉の側用人としていろんな大名の世話を尽くしていた記録もあるようだし、それをずっと恩義に感じていた大名もあったようだ。

    「のぼうの城」で有名な忍城攻めの際、三成と一緒に戦った武将たちがみな関ヶ原で三成に味方した事実から考えても、人の心を捉える一面もちゃんとあったのだろう。

    三成は優秀だけどしょせん事務官僚だ。
    そんな人間が、日本を巻き込んで、あの家康と互角に戦っただけでもすごい。

    享年41歳。
    戦国時代後半の、稀有な人生を生きた人だと思う。

    もっと再評価されていい人物ではないだろうか。

  • さくっと石田三成の来歴が分かる本。
    彼の有能さとそれゆえの弱点がもどかしい。

    弘前城あけずの宮の秀吉像は心揺さぶられた。三成はどのような気持ちで息子にこれを託したのだろうか。津軽家当主はどうしてこの像を破棄しなかったのか。三成の忠節と義の結晶のように思えてならない。
    現在、拝観は可能なのだろうか。

    出典資料を明記してほしい。学術書ではなく「読み物」だから仕方ないのだろうか。
    火坂雅志氏「悪名を着た近江人」章の米沢で直江兼続に庇護された三成の遺児について、
    三成の息子は3人1:重家(壽聖院にて出家)、 2:重成(津軽藩重臣杉山家の祖) 、3:佐吉(深長坊清幽) だと思っていたが、この堀金を名乗ったもう一人いるのか?
    火坂氏ほどの作家が何の資料を見てこのくだりを書いたか気になる。

  • 「天地人」の作者が、その主人公・直江兼続と盟友であった石田三成を記したのにもかかわらず、単なる歴史オムニバスというレベルで残念。
    唯一、小和田哲男が三成と津軽家の縁についてふれていたのが収穫でした。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

作家

「2017年 『左近(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

火坂雅志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×