ヘンな論文 (角川文庫)

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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044003340

作品紹介・あらすじ

珍論文ハンターのサンキュータツオが、人生の貴重な時間の多くを一見無駄な研究に費やしている研究者たちの大まじめな珍論文を、芸人の嗅覚で突っ込みながら解説する、知的エンターテインメント本!

感想・レビュー・書評

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  • <目次>(原本は「第×本目」の表記)
    第1章 「世間話」の研究
    第2章 公園の斜面に座る「カップルの観察」
    第3章 「浮気男」の頭の中
    第4章 「あくび」はなぜうつる?
    第5章 「コーヒーカップ」の音の科学
    第6章 女子高生と「男子の目」
    第7章 「猫の癒し」効果
    第8章 「なぞかけ」の法則
    第9章 「元近鉄ファン」の生態を探れ
    第10章 現役「床山」アンケート
    第11章 「しりとり」はどこまで続く?
    第12章 「おっぱいの揺れ」とブラのずれ
    第13章 「湯たんぽ」異聞
    ほかコラム6本。

    熱文字や許可局で間違いなく同じ趣味だとわかるサンキュータツオ氏の「国語辞典の遊び方」に続く本。
    論文の面白さもタツオ氏の突っ込みの的確さもそもそもこの企画の素晴らしさも、実に美味しい本だった。

  • 興味のあるやつを5つくらい読んだ、人間の脳や心理に関わる論文って私はとても興味が湧く!なんだか自分の興味範囲がわかった気がします。そういう意味でも楽しい読書だった。
    「美しい法則を支配する法則もまた美しい」
    っていう言葉、とても好きです。
    私が自然科学や心理学が好きな理由と似てます〜

  • 愛人とも奥さんとも上手くやってる不倫男の心理を分析した論文が面白かった笑
    「学問」とは、何かに取り憑かれてしまった人のコク深い行き着く先であることを知る一冊。

  • 論文は正しいことを言っているのではない、正しいことを求めた人々の知的好奇心のアウトプットである。

    溢れる好奇心を抑えきれなくなった人たちが、時に宇宙の深淵に迫り、時に走行中のブラジャー着用時の乳房振動を調べたり、湯たんぽの来歴を追う。世界を変える論文から本書に収められた珍論文まで、論文ーー人々の研究とその表現はそういう知的エンターテイメントなのだな、ということがよく分かった。

    これは芸人である著者の、伝わりやすい言葉で語られている功も大きい。そして、論文には物語の種が仕込まれていることも知れた。面白い。

  • 紹介されていた論文を検索してまで読んでしまった。そのくらいおもしろかった。

  • 確かに変な論文ばっかりなんだけど、思ったほどぶったまげたり、笑っちゃったりはしないものでありました。そもそも”論文を面白く紹介する”ってのが難度が高いんだろうなあ。

  • 世の中には、こうもヘンな(勿論大マジメな)論文があるんだととても関心した。著者が後半指摘している研究の本質には感銘を受けた。実際に、インスタントコーヒーをスプーンでかき混ぜると音が高くなってとても感動した!

  • 真面目に不真面目な学問の世界。

    院生だった頃を思い出す。学習じゃない、研究をすると言ったら、自分の疑問をトコトン追求できる環境があることに嬉しかった。確かにタイトルを見れば「!?」と思うような論文が挙げられているが、本人たちは至極真面目に、この研究が社会に役立つ、世界を変える、と思っている。その熱さに乾杯。

    一人ひとりが情熱を注いだ成果の上澄みだけ掠め取っていく輩がいることに、そうたいした研究じゃなかったけれど自分なりに時間と情熱を捧げた一人として、激しい怒りを感じます。

  • "大まじめな珍論文を、芸人の嗅覚で突っ込みながら解説する知的エンターテインメント本!"。 ―― https://bookmeter.com/reviews/68939902

  • 研究とはエンターテイメント。
    偉大な?謎の前に、ああだこうだ。
    プロセスと結果の面白さ。

    珍論文には役得がないかわりに、純度の高い情熱が詰まっている。

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。芸人。オフィス北野所属。お笑いコンビ「米粒写経」として活躍する一方、一橋大学非常勤講師もつとめる。早稲田大学第一文学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科日本語日本文化専攻博士後期課程修了。文学修士。ラジオ出演や雑誌連載など多数。

「2017年 『ヘンな論文』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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