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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784044003715
作品紹介・あらすじ
道元が説いた禅とは、幸福や利益を得る手段でなく、悟りを得ることすらも目的にしない、修行の思想だった。『正法眼蔵』ほか、道元が残した数多くの著作を読み解けば、「将来が不安」「何をしてもうまくいかない」「努力が報われない」など悩みを抱える現代の人々へのメッセージが浮かび上がる。他人の言葉に振り回されず、ただひとすじに正しいと思う道に向かって自信を持って生きること。道元の言葉で、禅の本質に触れる。
みんなの感想まとめ
修行の本質を探求する内容で、道元の教えが現代の私たちに深いメッセージを届けています。特に「悟りを求めず、ただひたすら行う修行」という考え方は、忙しい日常の中で心の安定を求める人々に響くものです。道元の...
感想・レビュー・書評
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”私は、それほど多くの修行道場を巡り歩いたわけではないが、ただ、たまたま先師天童にお会いすることができて、たちどころに眼横鼻直というあたりまえのことをはっきりと会得して、それ以後は誰にも惑わされることがなく、何も持たずに日本の故郷に帰ってきた(空手にして郷に還る)”。
道元禅師のことばがわかりやすく現代語で書かれている。道元禅師のことばはこころに響く。とくにこの眼横鼻直、空手にして郷に還る、は印象的。普通なら中国に留学してたくさん学んで、貴重なお経をたくさん持ち帰ってきた、といいたいところだが真逆なのが禅的。欧米のアドヴァイタのスピリチュアルティーチャーたちが時々道元に言及しているのを見るが、やはり道元の言葉は切れ味鋭く響く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
禅に関する本の二冊目。前回読んだ「禅とはなにか」で、太極拳は動禅だという話を読んでから、「禅」とは何を目指しているのかを理解することが、太極拳をやるにあたって何を目指すべきかを探し当てるヒントになるのではないかと思って、この本を読みました。
こんな一説を見つけました。
「身体をととのえ、呼吸をととのえて心が静まり、身も心も仏に任せて、仏の姿をまねて座ってみると、なんとも言われぬ平安に包まれます」
太極拳は単なる踊りではなく、単なる武術でもありません。この一説のように身体をととのえ、呼吸をととのえて、心を落ち着かせることも大きな目的です。
ただ、この本には随所に何かを求めて坐禅をしてはいけない、ということも書いてありました。「悟りをもとめず、ただひたすら行う修行」だそうです。
まだまだ理解は不十分ですが、とりあえず、太極拳はやり続けることで本来の自分を見つめることができるのではないか、ぐらいに考えて、毎日続けていきたいと感じています。
この本は、内容をさらに理解するために、引き続きもう一度読んでみたいと思います。
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