精神疾患 (角川ソフィア文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044003777

作品紹介・あらすじ

発達障害、うつ病、統合失調症――人はなぜ「こころの病」に陥るのか。疾患にはどんな種類があり、医療現場はいかなる課題に直面しているのか。客観的診断の難しさ、治癒可能な疾患までを「障害」と呼ぶ弊害、科学的根拠のない投薬への批判、精神鑑定の危うさなどを、数々の症例とともに紹介。冷静な学問的見地から、精神医学の「未熟さ」に警鐘を鳴らしつつ、多くの無知や誤解がつきまとう世界を基礎から解説する入門書。

第一章 精神医学と精神症状  
  精神医学の特色/客観的評価の難しさ/臓器としての脳  ほか
第二章 精神疾患の分類 
  精神医学の悪用/障害年金と不正受給/障害という誤解/診断と病名の境界 ほか
第三章 精神科における診断基準  
  精神疾患の国際分類/ICD-10の特徴/DSM-5のカテゴリー ほか
第四章 精神医学の歴史  
  精神医療と収容/魔女裁判/フロイトの帝国/向精神薬とDSM/日本の精神医療 ほか
第五章 統合失調症  
  幻覚と妄想/精神科に入院/統合失調症の類型/非定型精神病とパラフレニー ほか
第六章 躁うつ病とうつ病  
  躁うつ病とは何か躁うつ病の分類/うつ病と薬物療法/自分は癌に違いない ほか
第七章 発達障害  
  自閉症/言葉が遅い子/アスペルガー障害/ド・ゴール大統領/ADHD ほか
第八章 精神疾患と犯罪  
  責任能力/殺人事件/恐怖か殺意か/「措置入院」の弊害/精神保健法から医療観察法へ ほか
第九章 精神科とクスリ  
  向精神薬/薬の副作用/抗精神病薬/幻覚妄想状態/新規抗うつ薬/SSRIの副作用/薬物依存 ほか
第十章 精神科と医療費  
  医療費の問題/医療崩壊/保険診療/疾患の重要性/うつ病のDALY ほか

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著者プロフィール

昭和大学医学部精神医学講座主任教授(医学博士)。1959年、神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業後、都立松沢病院などで臨床経験を積む。東京大学医学部精神医学教室助教授、埼玉医科大学准教授などを経て、2012年より現職。2015年より昭和大学附属烏山病院長を兼任、ADHD専門外来を担当。精神疾患の認知機能障害、発達障害の臨床研究などを主な研究分野としている。著書に『他人を非難してばかりいる人たち』(幻冬舎新書)、『精神鑑定はなぜ間違えるのか?』(光文社新書)等がある。

「2020年 『医者も親も気づかない 女子の発達障害』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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