宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 182
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044004170

作品紹介・あらすじ

人類に残された超難問、ABC予想の解決をも含むとするIUT(宇宙際タイヒミュラー)理論。
京都大学の望月新一教授によって構築された論文は、「未来から来た論文」と称されるなど、数学界のみならず、世界に衝撃をもたらした。

この論文は、世界で理解できるのは多く見積もっても数人、といわれるほどの難解さであり、
論文の発表から6年以上たった現在もなおアクセプトに至っていないが、望月教授と、議論と親交を重ねてきた著者は、
IUT理論は数学者ではない一般の人たちにもわかってもらえるような自然な考え方に根ざしていると考える。

本書では、理論のエッセンスを一般の読者に向けてわかりやすく紹介。その斬新さと独創性を体感できる。
理論の提唱者である望月新一教授の特別寄稿も収録!

(目次)
第1章 IUTショック
第2章 数学者の仕事
第3章 宇宙際幾何学者
第4章 たし算とかけ算
第5章 パズルのピース
第6章 対称性通信
第7章 「行為」の計算
第8章 伝達・復元・ひずみ

感想・レビュー・書評

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  • 一気読み。
    まごうことなき数学啓蒙書。数学的知識はなにも前提されていない。もっと知りたいという欲求が出てきた。数学ってすごい、と改めて感じた一書でした。

    わたしは加藤先生、望月先生と同世代だが、ガロア理論のように何千ページかかっても良いので、IUT理論を死ぬまでに理解したい。

  • 5/16
    日経新聞夕刊で
    竹内薫さんが激賞!
    数学の難問ABC予想を極めて分かりやすく。「私がここ数十年で読んだ一般向け数学本のベスト1」!

  • 請求記号 413.53/Ka 86

  • 難しくてつかみきれなかった。

  • 全然わかっていないのだけれど、面白かった。

    足し算と掛け算を分離することの具体的な話は難しいのか割愛されていたけれど、読んでみたかった。

  • 望月新一さんの宇宙際タイヒミュラー理論(IUT理論)によるABC予想解決とされる論文が出てから5年以上経っているのではないか。いったい今の状況はどうなっているのかというところに、本書が現れた。しかも一般人向けに。

    とても刺激的で、斬新なアイデアが盛り込められている。足し算と掛け算をわけるということは、黒川信重さんの絶対数学とも通じるところがあるのかもしれない。黒川さんも望月さんの話をしていたから、相通じるところがあるのだろう。

    宇宙と宇宙の間では、モノは送ることはできず、情報だけを送ることができる、とするところが肝である。にしても、面白い。ABC予想なんか大したものじゃないということがわかってきた。

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著者プロフィール

東京工業大学理学院数学系教授

「2016年 『天に向かって続く数』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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