ジャータカ 仏陀の前世の物語 (角川ソフィア文庫)

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  • KADOKAWA (2019年3月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784044004774

作品紹介・あらすじ

食べ物を何ももたないウサギは炎にとび込み、自らの肉を布施に捧げた。このウサギこそ釈尊の前世の姿であった――。古代インドの仏教徒が口づてに伝えた説話集ジャータカ。輪廻転生思想のもと、国王、バラモン、商人、そして動物から神まで、さまざまな生を描く物語は、今昔物語集や歌舞伎をつうじて日本でも親しまれてきた。詩と散文によって彩られ、利他と自己犠牲の理想を描きあげた説話文学集のエッセンスを一冊にまとめる。

みんなの感想まとめ

さまざまな生を通じて利他と自己犠牲の理想を描く物語が収められています。古代インドの仏教徒によって伝えられたこの説話集は、仏陀の前世の姿を通じて、教訓的で素朴なストーリーが展開されます。動物や人、神とし...

感想・レビュー・書評

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  • 本書はブッダ滅後2、300年頃に原型が出来上がったとされるジャータカのおすすめ入門書です。

    ジャータカとはブッダの前世の物語のことで、利他や自己犠牲が説かれた素朴な物語です。そしてその代表的なお話が法隆寺の玉虫厨子にも描かれている「捨身飼虎」です。飢えた母虎を救うために自らの身体を与えたという有名な物語です。こちらももちろん本書に収録されています。

    有名な物語以外にも興味深い説話がどんどん出てきますので、ジャータカの雰囲気を感じる上でもこの本はとてもおすすめです。また、こうした仏教説話から大乗仏教の流れが始まってくるという意味でもジャータカを学ぶ意義は大きいと思います。

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著者プロフィール

1942年生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了(印度哲学)。文学博士。インド思想史専攻。オランダのライデン大学に留学したのち、立正大学短期大学部教授、大東文化大学教授などを経て、現在、成田山仏教研究所首席研究所員。『ジャータカ全集 5』(中村元 監修・補注、春秋社)の翻訳を担当したほか、主著に『ラーマーヌジャの研究』(春秋社)がある。

「2019年 『ジャータカ 仏陀の前世の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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