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Amazon.co.jp ・本 (672ページ) / ISBN・EAN: 9784044005108
作品紹介・あらすじ
官渡の戦いに勝利し、勢力を一気に拡大する曹操。一方、劉備は稀代の賢者・諸葛亮孔明を、三顧の礼をもって新たな軍師として迎え入れた。一進一退を繰り返す二者の攻防の中、江東の孫権も黄祖を破り、虎視眈々と権力拡大をもくろむ。三つ巴の戦乱の行方を握るのは策士・孔明の見事な妙計――ホウ統の連環の計を経て、80万の曹操軍を火攻めにすべく七星壇を築いた孔明。奇跡の東風を起こせるか。赤壁の戦いの結末がここに!
みんなの感想まとめ
戦乱の時代を背景に、英雄たちの知恵と武勇が交錯する物語が展開されます。官渡の戦いで曹操が袁紹を打ち破り、勢力を拡大する一方、劉備は賢者・諸葛亮孔明を迎え入れ、彼の知謀によって赤壁の戦いに挑みます。作品...
感想・レビュー・書評
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官渡大戦で袁紹を破り最大勢力となった曹操に劉備一家と3代目の孫権が挑む赤壁合戦辺りを中心に描いた2巻目。演義の方は劉備がお世話になった家の奥さんの人肉を供せられ感謝の言葉を述べるという現代では理解し難い風習が出たり、孫策が于吉仙人の呪いにより若死にするなどワンダーランドな雰囲気になっている。で、その要素を引き継いだキャラが本巻で登場。名前はご存知諸葛孔明。三国志という名のつく作品に名前が必ず出るであろう軍師だが庵から出て劉備に仕えるまでも仰々しい。演義は冒頭は殺戮マシーン関羽と張飛の大活躍だが中盤になると神の如き知謀で相手を死に追いやる孔明が活躍するという切り替えが素晴らしい。それでも張飛1人で橋の上に立ち大軍を通さない(これは正史にもある)とか超人的武勇伝があるのが良い。
孔明の話に戻ると呉の周瑜は本来なら彼の力で曹操を倒したのに全て手柄を孔明が掻っ攫うという悪辣さが目立つ。あと善人の化身みたいに言われている劉備だが本書を読むと言い回しを含めて実に用心深くお人好しでも無い事が分かる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゲーム『真・三国無双オリジンズ』を楽しむために原作を読了。官渡の戦い後半〜劉備の入蜀辺りまでが書かれていて、ゲームは赤壁の戦いまで描かれるため、この巻までで原作を知ることができた。三国志演義は諸葛亮を強く魅せるため、周瑜がかなり不憫に描かれていた。
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三顧の礼、白眉は三国志のこの場面かと、そんな出会いが楽しい。
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人間の喜怒哀楽が激しくて面白い。特に曹操と劉備。
戦場のシーンも勿論面白いです。
この文体は雰囲気があって好きです。読みにくいと思う方もいると思いますが…。「徒歩」に「かち」とフリガナ付いてるのがいいですね。自分も普段から「かち」と読んでしまうので……www -
もともと横山光輝の三国志を熟読していたので、本書の話の展開はほぼ知り尽くしているが、漢文好きな私にはこの文体がたまらない。漢文とはいえ、漢詩はあまり読み込んだ蓄積が少ないので、たびたび引用される漢詩は、雰囲気だけ察するも、あまり理解できない。しかし、書簡の引用などで掲載される漢文の書き下し文は、私の好みで今まで親しんできたから、理解がスムーズにできて、至極面白い。本文も訳者の力量が卓越しており、面白い。付言すると、私の文体にも少し近似していて、類を同じくするというところかもしれない。平生策略は講じない私でも、軍隊の突進ぶりに自分と同じ雰囲気を感じているのかもしれない。私はもともと一兵卒の精神性である。
著者プロフィール
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