茶室学講義 日本の極小空間の謎 (角川ソフィア文庫)

  • KADOKAWA (2019年11月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784044005191

作品紹介・あらすじ

豪華絢爛な殿中の茶とは反対に、利休は戦場の仮設茶室としての「囲い」に惹かれ、たった二畳の待庵を建てた。火と土を閉じ込めた最小単位の空間で、利休は住まいの原型に立ち返ろうとしていたのではないか――。この試みは新しい住宅様式・数寄屋造につながり、近代以降、堀口捨己、白井晟一ら気鋭の建築家がモダニズムを取り込んで茶室をリヴァイヴァルしていく。磯崎新との茶室談義も収録。第一人者による新しい茶室の建築史。

感想・レビュー・書評

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  • 建築家が語る歴史と変遷と精神論なので、ちょっと難しい面もあったけど、総じてまぁ、大局を掴むのに役立ちました。

    一番の衝撃は、
    茶室はお妾さんの家と考えられて、建築家史上、触れたがらない人が多く、名匠たちをあえて手を付けることを拒否・存在を無視したかのような言動をしている人が多かった(まだ多い?)という話でありました!

    なんか勝手に私の中では、尊敬すべき精神的、和の凝縮の部屋のイメージだったので!!

  • 茶室の成立と、歴史について。
    あの小さな空間に詰まっている世界は予想以上に広い。そして、実際に建てられた茶室は、素人が考えるよりもっとフリーダムで面白い。

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著者プロフィール

1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。

「2019年 『増補版 天下無双の建築学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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