オノマトペ 擬音語・擬態語の世界 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 115
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044005474

作品紹介・あらすじ

「ゴーン」などの擬音語、ぴかぴかなどの擬態語をを一括して言う「オノマトペ」。抽象的で単純で幼稚なものと思われていたオノマトペ、実は奥が深い。日本語楽しみを何倍にもする本!

感想・レビュー・書評

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  • おもしろ〜い!!!

    わたしもわりとオノマトペをよく使う人間やと思うけども、そこまでオノマトペにいろいろと想いを馳せることはなかったなと気づく。
    むかつく、のろい、きらめく、ガチャガチャ…など品詞を問わず、いろんなオノマトペがことばの源になっている。
    オノマトペという切り口からいろんな日本語ということばにふれられてたのしかった。
    扱うトピックも漫画とか、古文とか、近代文学とか、いまわたしたちが使っている話し言葉や方言、メールなどなどいろいろで、大学の授業をうけているようでたのしかった。著者の小野先生の書かれる文章もお茶目でたのしい。

    ゴルゴ13のチャッ→シュバッ→シュボッはさすがにわらってしまった。
    古事記にも「こをろこをろ」「もゆら」などオノマトペが用いられているとはしらなんだ。というかそういう視点でみたことがなかった。神様の名前や固有名詞なんかとおなじように万葉仮名で記されていて、そこはまちがえてはいけないことばだったんかなあ。

    オノマトペはことばのへそ。たしかになあと思わざるを得ない。わたしたちの生活に根付いている。
    その一方でも、オノマトペは感覚的なものだし、ちょっとフランクな感じもあるから、使いすぎにも注意。オノマトペがわるいというわけではなく、その性質を理解して使うことも大事。

    日本語にとどまらず他の言語に関しても触れられていて、
    オノマトペから感じるニュアンス、感覚はその言語の話者はだいたい共有して持っているものだと思うけれど、それが他の言語と共有してるかって言うと擬音語はまあ音やから割とある。でも擬態語は全然ちがう。ということは、この感覚ってどこから来ているものなのかなあとすごく興味深い。本能的なものではないってことで。使っている言語と繋がっているのかなあ。不思議。

    これから小説とか詩とか、まんがとか読むとき、オノマトペにも着目せずにはいられなくなりそう。宮沢賢治よみたくなる。
    とってもたのしい本でした。ことばは楽しい。

  • 日本語の奥深さがよく分かる。
    オノマトペを大切にしていきたい。

  • こういった事を整理して書き上げるって、それだけで凄いと単純に思う。

  • 帯にある通り、「プニプニ、コトコト、もゆら、シュボッ。知れば知るほど奥深い日本語の楽しさに触れる」本でした。
    純水な学術書ではないが学術的なことは抑えられていて、時折の脱線がリズムよく読了しました。
    日本語はやはり、いいね。

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著者プロフィール

明大

「2020年 『近世の語彙 身分階層の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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